【講義概要】
現代の化学は物理学、生物学、地球科学などとオーバーラップする部分も多いです。それは、化学は物質の本質、あり様、変化における未解決部分を探る専門的学問であるからです。原子、分子をパーツとする物質の基本と多様性の概要、化学がどのように発展してきたかの歴史を学習し、現代社会における科学技術における化学および関連分野の意味と役割を考えていきます。
本講義に関してはオンデマンドで行います。
【学習到達目標】
現代の自然科学は、物質の根源である微小な素粒子から広大な宇宙にいたる種々の謎にせまっています。その成果はコンピュータなどの技術を生み、生活を快適・安全にしてくれました。一方で、科学・技術が暴走すれば、人類の生存さえ脅かす事態となることも経験してきました。現代に生きる私たちには文系・理系の区別なく、科学・技術の本質について議論し、判断ができるだけの基礎的な知識(科学リテラシー)が必要です。本講義では、化学系の分野を様々なトピックのなかにふくめながら、科学リテラシーの向上を目指します。
【履修上の注意】
本講義はマイクロソフトのTeamsを用いてオンデマンドで行います。事前に「2026年度 火曜日5限 化学1 小木曽」のチームに登録してください。参加パスワードは【後日公開】します。
【事前準備学習】
本講義はオンデマンドでシラバス本来の授業15回分を学修します。毎週の授業資料を1つのフォルダにまとめてTeamsに掲載します。授業日の当日までに各週の講義資料と課題を掲載します。講義資料により学修し、課題を期限(通常1週間後)までに提出してください。(時間割とは違う時間に学修しても可)
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | なし
(授業で資料を配布します)
|
| 参考書 | 「楽しくわかる化学」 斎藤勝裕 東京化学同人 (2005)
「科学と人間の不協和音」 池内了 角川oneテーマ21 (2012)
「自然を理解するために―現代の自然科学概論―」海部宣男、星元紀 放送大学教育振興会 (2012)
など
|
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
課題、授業態度、期末試験などにより総合評価します
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | はじめに(物質の科学=なぜ化学を学ぶのか) | |
| 2 | 化学の発展(古代ギリシャの物質論、錬金術から現代化学へ) | |
| 3 | 元素、歴史的進化(元素を題材にした近代化学史) | |
| 4 | 元素、科学的進化(ビックバンから現代の元素構成) | |
| 5 | 原子、分子、イオン(個々の粒子の化学) | |
| 6 | 気体、液体、固体 (粒子の集団の化学) | |
| 7 | 光と物質が織り成す化学 | |
| 8 | 熱と物質が織り成す化学 | |
| 9 | 人間と化学(1)日常生活と物質 | |
| 10 | 人間と化学(2)命と物質 | |
| 11 | 人間と化学(3)心と物質(脳科学、似非化学など) | |
| 12 | 人間と化学(4)環境と物質 | |
| 13 | 最先端技術における物質科学 | |
| 14 | 物質科学の未来 | |
| 15 | まとめと解説 | |
| 16 | 定期試験期間 | |