名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
春水3限スポーツ文化論春A瀬戸 23安江 あ也香SH3318

【授業情報】

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【講義概要】

 スポーツは、単なる身体運動ではなく、人類が長い歴史の中で築き上げてきた文化の一つである。現代社会においても、スポーツは人々の生活、価値観、共同体、メディア、教育などと深く結びつき、多様なかたちで私たちの日常を形づくっている。本講義では、スポーツを文化として捉え、その歴史的な展開を踏まえながら、人類にとってスポーツがどのような意味をもつのかを多角的に考察する。
 本講義の目的は、体育・スポーツを豊かな文化として成り立たせている諸要素を理解し、その構造を考えるための基礎的な視点を身につけることである。古代から中世、近現代に至るまでの歴史的変遷をたどりながら、人類がどのようにスポーツ文化を形成・発展させてきたのかを学ぶ。その際、個別の出来事を知るだけでなく、人間や社会との関わりの中でスポーツを総合的・構造的に理解することを目指す。
 また、本講義では、受講者自身とスポーツとの関わりについて再考し、スポーツが自己や社会とどのようにつながっているのかを論理的に整理し、理解する機会とする。スポーツを「する」「みる」「ささえる」といったさまざまな関わり方を手がかりに、自らの経験や現代社会におけるスポーツの位置づけを問い直し、スポーツ文化への理解を深めていく。
授業では、教員による講義に加え、内容に関連する映像資料(映画、ドキュメンタリー等)も活用し、視覚的な理解を深める。さらに、毎回の授業終盤には、内容の確認と振り返りを目的としたフィードバックシートの提出を求める。これにより、自身の理解を確認するとともに、講義内容について主体的かつ批判的に考える姿勢を養う。
 この授業では、スポーツ健康学部のディプロマ・ポリシー【思考力・判断力・表現力】のうち、主に「社会におけるスポーツや健康に関する課題の実態を把握し、その関連要因、課題解決方法あるいは改善策を提示することができる力」を養うことを主な目的とする。



【学習到達目標】

①スポーツの歴史的・文化的背景の理解
古代から現代に至るまでのスポーツの変遷を、単なる年表知識としてではなく、人類が築き上げた「文化様式」として説明できる。

②概念史・理論史に基づく多角的な分析能力の習得
体育・スポーツを形作る諸要素(身体観、競技性、教育的価値など)を抽出し、概念史や理論史の枠組みを用いて論理的に考察できる。

③自己とスポーツの関わりに対する客観的な言語化
講義や映像資料を通じて得た知見を基に、自身とスポーツの接点を社会・歴史的な文脈の中に位置づけ、フィードバックシート等を通じて自身の考えを論理的に記述・表出できる。



【履修上の注意】

授業には、受け身で参加するのではなく、主体的かつ積極的に取り組むことを求める。
授業開始後に入室した場合は遅刻とし、平常点の減点対象とする。
授業開始後30分以内の入室は遅刻扱いとし、30分を超えた場合は欠席扱いとする。
ただし、公共交通機関の遅延による遅刻または欠席については、遅延証明書等の提出があった場合に配慮する。



【事前準備学習】

事前学習 シラバスに添った内容やキーワードを図書館やインターネットを活用し、確認する。(60分)
事後学習 授業内容を踏まえ、自らの調べ学習や経験の記述を行う。(60分)



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書教科書は利用しない。必要に応じてレジュメを配布する。
参考書『よくわかるスポーツ文化論』 井上俊、菊幸一編著 ミネルヴァ書房 2020
『スポーツ文化論』 髙橋 徹編著 みらい 2022
上記以外の参考書も読書案内として授業内で紹介する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

【評価方法】

授業回数の3分の2以上の出席を成績評価の前提条件とする。
成績評価は、平常点40%、定期試験60%の割合で行う。
平常点は主として各回のコメントペーパーの内容に基づいて評価する。
定期試験は、到達目標の達成度を確認するため、論述式により実施する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション:私にとってスポーツとは?
2スポーツの定義と語源とは?
3文化としてのスポーツ
4スポーツの起源
5近代スポーツの成立と発展
6オリンピックとスポーツ
7日本のスポーツ文化
8スポーツと教育
9スポーツと地域社会
10スポーツとジェンダー
11スポーツとメディア
12職業としてのスポーツ
13スポーツとテクノロジー
14スポーツをめぐる社会問題:暴力・体罰・ハラスメント
15スポーツをめぐる社会問題:賭博・八百長・ドーピング
16定期試験期間