【講義概要】
本講義では、約1万3,000年前に始まる日本のやきものの展開を、各時代を代表する特徴的な遺物や作品を取り上げながら、その特色とともにたどります。これにより、日本やきもの史の大まかな流れを概観し、やきものに関する基礎的な知識を身につけることを目指します。
また、中部地方は多くの古窯を有し、現在においても陶磁器産業をはじめ、伝統工芸や現代陶芸作家による陶磁器生産の中心地となっています。講義中盤では、中部地方を中心に、全国の代表的な古窯や陶磁器産地について学修します。
さらに、日本やきもの史において、近現代は桃山陶以来の華やかさを示す時代であるといわれています。講義後半では、この近現代のやきものに焦点を当て、各時代を代表する作品や作家を紹介しながら、やきものの伝統工芸としての側面、さらには芸術文化としての側面への理解を深めていきます。
【学習到達目標】
日本のやきもの史の大まかな展開を理解する。
やきものの芸術文化の背景を学修することにより美術や工芸など様々な領域と関連付けて捉えることができるようになる。
【履修上の注意】
毎授業ごとにミニッツペーパーの作成を課します。講義内容の要点や感想、関連して思考することなどを書き提出してください。
【事前準備学習】
受講前後には毎回その授業に即した内容の予習復習を行ってください。
事前事後学習として美術館・博物館鑑賞および2回のレポート作成を行ないます。詳しい内容については授業内にて指示します。レポートは履修要項の形式に従い作成し、提出してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 『カラー版日本のやきもの史』 美術出版社 1998 講義は教科書の内容に即して進めますが購入の必要はありません。講義に応じて適宜紹介し、プリントを配布します。 |
| 参考書 | 講義の中で適宜紹介します。 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点(30%)と中間レポート(35%)と期末レポート(35%)の総合評価です。
平常点は講義内に提出のミニッツペーパーの内容とその提出状況で評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 講義概要 講義導入 | |
| 2 | 縄文時代 | |
| 3 | 弥生時代 | |
| 4 | 古墳時代 | |
| 5 | 奈良・平安前期 | |
| 6 | 平安後期・鎌倉・室町時代 | |
| 7 | 桃山時代 | |
| 8 | 江戸時代/磁器の誕生 | |
| 9 | 江戸時代/京焼の発展 | |
| 10 | 明治時代 | |
| 11 | 大正時代・昭和前期 | |
| 12 | 現代陶芸/伝統と前衛 | |
| 13 | 現代陶芸/新しい素材感 | |
| 14 | 現代陶芸/70年代の展開 | |
| 15 | 現代陶芸/80年代から90年代へ | |
| 16 | 定期試験期間 | |