【講義概要】
本講義においては経済学の基礎について学習する。経済学はマクロ経済学、ミクロ経済学、計量経済学だけでなく、財政学など様々な分野が存在しているものの、本講義においては最も基礎的なものとしてマクロ経済学とミクロ経済学に関する基礎的な内容を学習する。
マクロ経済学とは一国の経済活動を分析する学問であり、非常に多岐にわたるテーマを含んだものであるが、特に日本経済でも考えるべきテーマに絞り、所得、物価、金利、経済成長、為替という、まさしく今の日本経済を語る上では無視できない要素をテーマに選び講義を行う。この講義を通じて、一国全体の経済活動がどのように決まるのか、また、今後の日本経済はどうなっていくのかを自ら考えることができるようになると考えられる。
そして、ミクロ経済学では人々の行動について考えるのである。あるオークションサイトで出品して小遣いを稼いだ方もおられるだろう。その時に出品して売れたかどうか、考えてみて欲しい。みんなが欲しいものはどんどん高い値段がついて得ることで多くのお金を得ることができるものの、みんなが欲しいと思わないものはそもそもオークションに出しても売れないのである。まさしくそれこそが需要と供給なのである。需要と供給がどのように決まり、そして財・サービスの価格がどのように決まるか、という話にとどまらず、人間はどのような性質をもっているのか、それを踏まえた上で、どのような制度を設計すれば、うまく制度を運営できるのか、それを考えることがミクロ経済学なのである。
この授業ではDP「思考力・判断力・表現力」の中の「社会におけるスポーツや健康に関する課題の実態を把握し、その関連要因、課題解決方法あるいは改善策を提示することができる。」と関連がある。そして、CP「全学生を対象とした≪NGU教養スタンダード科目≫では、キリスト教主義に基づいた豊かな人格の形成、社会生活に必要な知識や技術の修得、成熟した市民としての教養の獲得を目標としています。」と関連がある。
【学習到達目標】
経済学の基礎的な内容を理解し、日本経済新聞などに記載されている経済記事などについてこの授業で学んだ経済理論を用いて考えることができるようになる。経済学の専門用語について理解し、日常で使われる経済学の専門用語について理解できるようになる。
【履修上の注意】
毎回、授業資料を配布し、その配布資料に従って、授業を進める。
【事前準備学習】
授業前には日本経済新聞や一般紙の経済ネタを見ておいて欲しい。どんなことが経済ネタで新聞に載っているのかを知ってほしいためである。経済を知らずして経済学は学べないものであると考えている。
授業後についてもどの部分を特に復習して欲しいかについては指示をする。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 教科書は指定しない。配布レジュメにしたがって授業を進める。 |
| 参考書 | 『マンキュー経済学Ⅱ マクロ編 第5版』 N・グレゴリー・マンキュー著 片桐・篠・溝口 訳 センゲージラーニング株式会社 2025年 実際に授業と関連する部分は第1章・第2章の50ページくらいである。また旧版でも可。 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
「平常点」:レポートを3回実施する。:90%
「授業態度」:抜き打ちで簡単なコメントペーパーの解答を求める。:10%
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 経済学とはなにか | |
| 2 | 機会費用とはなにか | |
| 3 | インセンティブとはなにか | |
| 4 | 限界原理とはなにか | |
| 5 | 比較優位とはなにか | |
| 6 | 因果関係とはなにか | |
| 7 | 市場とはなにか | |
| 8 | 余剰とはなにか | |
| 9 | 国内総生産とはなにか | |
| 10 | 物価水準とはなにか | |
| 11 | 金利とはなにか | |
| 12 | 投資とはなにか | |
| 13 | 経済成長とはなにか | |
| 14 | 為替レートとは何か | |
| 15 | まとめ | |
| 16 | 定期試験期間 | |