名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限【教養】外国文化論秋A名古屋 21張 小鋼AW1304

【授業情報】

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講義概要

古代の中国人は書物に対し異常なほど畏敬していた。そのため、歴代の王朝の支配者たちは熱心に読書を奨励した。隋代以後、科挙試験の制度が確立された、人々がさらに読書に情熱を注いだ。しかしながら、その一方支配者たちは書物の不思議な力を恐れていた。秦の始皇帝は思想統一するために焚書の政策を実施した。以後、歴代王朝の支配者たちは焚書を繰り返した。焚書の結果、書物がほとんど散逸された。となると、彼らはまた書物を収集し始めた。それはすなわち「集書」である。その政策も繰り返された。漢代では、「集書」の結果、秦の始皇帝の「文字統一」の政策のため、秦以前の書物は読めない文字が随所にあった。そのために、中国最初の字典『説文解字』が誕生された。また、それと同時に、校勘(校正)学、版本学、注釈学、図書の分類法などの学問も発生された。また、焚書の結果、大量な書物が永遠に逸失された。それを補うために多くの偽書が現れた。中国の書物の中に七割を占めるとも言われる。そのため、清代までは偽書を見出す「辨偽」という学問も生まれた。なお、宋代に印刷術が普及され、書物が商品化された。従って一般の人々も書物を大量に持つことができた。そこで蔵書家も現れた。中国の文化がこのように紆余曲折を経って、発展、そして普及されたのである。



【学習到達目標】

この授業を通じて、焚書から集書までの繰り返し、さらに校正、注釈、句読などの書物の整理を経て、中国人が如何に書物の文化を否定しながら、再認識して発展してきたのかを勉強することによって、中国文化の発展の深層を認識してもらう。



履修上の注意


1.教科書を購入すること。
2.欠席が三分の一(5回を含めて)になると、失格すること。



【事前準備学習】

1.事前に予習すること。わからないことがあれば授業で質問すること。
2.毎回出席票に受講の内容を簡単にまとめること。
  先生はそれを回収してチェックしたうえで、平常点として記入する。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『中国人と書物』 張小鋼 あるむ出版 2005年
参考書その都度配布する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

1)授業に積極的に参加すること。(平常点20%)
2)レポート(80%)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
11.授業についての説明。アンケート「あなたが書物に対する思い」。
22.序章:中国人が書物に対する思い。
33.第1章:読書-1
44.第1章:読書-2
55.第2章:焚書-1
66.第2章:焚書-2
77.第3章:集書-1
88.第3章:集章-2
99.第4章:校書
1010.第5章:注釈
1111.第6章:句読
1212.第7章:刻書
1313.第8章:刻書
1414.第9章:偽書
1515.レポート課題を完成、提出。
1616。定期試験。