【講義概要】
本講義は、文化人類学の視点から、世界および日本の文化を紹介する。また様々な事例を通して、あたりまえを問い、私たちの考え方や価値観を捉え直すことを目指す。
近年、さまざまな社会文化的背景をもつ人々が来日し、身近に異文化が存在するようになってきている。講義では異文化の儀礼や慣習を学ぶことを通して、多様なもののあり方、価値観を認識する。また、西アフリカや日本におけるフィールドワークの事例をもとに、文化の多様性や共通性を理解することを目的とする。
【学習到達目標】
文化人類学の学びを通して、文化によって価値観や信念、考え方が異なることを理解することができる。
また、他者の考え方を理解することで、私たちの「あたりまえ」に気づき、それを捉え直すことができる。
【履修上の注意】
講義中に、文化人類学に関する質問を投げかけることがある。自分なりの考えを述べるようにすること。
講義資料は読み込み、理解できるよう努めること。
【事前準備学習】
各回のテーマに関して、新聞やインターネットを利用して事前に情報を収集すること(120分)。
授業後には、紹介した参考文献や取り扱ったテーマを踏まえ、各自で関連する新聞記事やニュースなどを意識的に見て、自分事として関心を持つこと(120分)。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
| 参考書 | 『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』 箕曲在弘 大和書房 2024 『日本で学ぶ文化人類学』 宮岡真央子 他編 昭和堂 2021 『よくわかる文化人類学(やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ) 第3版』 綾部恒雄・桑山敬己(編) ミネルヴァ書房 2025 適宜参照すること。 |
| 指定図書 | 『一覧』 |
【評価方法】
授業態度(30%)、試験(70%)をもとに、総合的に評価する。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | イントロダクション:文化人類学とは | |
| 2 | 文化とは何か―文化人類学の歴史とフィールドワーク | |
| 3 | フィールドワークと民族誌 | |
| 4 | 家族と文化 | |
| 5 | 宗教と信仰、通過儀礼 | |
| 6 | 穢れと病い。近代医療と伝統医療 | |
| 7 | 食と文化 | |
| 8 | 言語と文化 | |
| 9 | 音楽と私たち | |
| 10 | 舞踊と芸術 | |
| 11 | ジェンダーをめぐる諸問題 | |
| 12 | 観光と文化 | |
| 13 | 移動の歴史とグローバル化 | |
| 14 | 移動と文化の伝播 | |
| 15 | 日本とアフリカ、まとめ | |
| 16 | 定期試験期間 | |