【講義概要】
この授業では、2つの事柄を勉強します。
① その1は、学生生活で生ずるトラブルの対処方法です。皆さんは18歳以上の成人なので、怪しげな勧誘を受けて変な契約を結ばされたり、アルバイトで時給が支払われなかったり、自転車で人に怪我をさせたりした場合には、まずは自分自身で対応しなければなりません。授業では、大学生が巻き込まれやすいトラブルを例にとって、その法律上の問題と、適切な対応の仕方を学びます。
② 授業内容のその2は、民間企業の就職試験や公務員試験で出題される法学関係の一般教養問題の解き方です。たとえば企業の就職試験の一般常識テストでは、次のような問題が出題されますが、皆さんはこれに正解して企業に採用してもらえるでしょうか。
【問題1】 訪問販売などでの売買契約を、一定期間であれば無条件で解除できる制度は何か。
【問題2】 介護が必要な高齢者を社会全体で支えるため2000年に施行された法律は何か。また、この法律に基づいて、介護サービス計画を作成する専門家を何というか。
【問題3】 製品の欠陥によって生じた損害の賠償責任を製造業者などに負わせる法律は何か。
どの問題も、自分独りで勉強するのは辛すぎます。大学の授業で聞いて覚えておくのが、一番楽です。
この授業は、カリキュラム・ポリシーに掲げる「NGU教養スタンダード科目」として位置づけられており、ディプロマ・ポリシーに掲げる【思考力・判断力・表現力】「実社会で生起する様々な課題を正確に理解し、それぞれの学問領域に即して解決策を考えることができる」ようになることを内容とします。
【学習到達目標】
【講義概要】の①学生生活で起きるトラブルに対処できる法的な知識と、②就職試験で出題される法学関係の一般教養問題に対処できる法的知識を身に付けることの2点を学習到達目標とします。
【履修上の注意】
中学時代や高校時代の授業に教務を持てなかった主な理由は、それが自分にとって将来何の役に立つのかが分からなかったからだと思います。
①学生生活で消費者詐欺に遭わないために知識を身に付けるのだ、②就職試験で落ちないために知識を身に付けるのだと思えば、勉強に身が入るのではないでしょうか。
【事前準備学習】
教科書を指定しますので、事前に自発的に読み進んでおいてください。
定期試験で落第したくないから勉強するというのではありません。①学生生活で無用なトラブルに巻き込まれないために、②就職試験を楽勝で通過するために勉強しましょう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 『学生生活の法学入門(第2版)』 山下純司=深町晋也=高橋信行(共著) 弘文堂 2024年 |
| 参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点20%、期末試験80%の比率で評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 法とは何か | |
| 2 | 消費者被害にあう | |
| 3 | お金を借りる | |
| 4 | 交通事故にあう | |
| 5 | 路上喫煙 | |
| 6 | アルバイトをする | |
| 7 | 生活保護 | |
| 8 | 不法投棄 | |
| 9 | 行政法から考える格差社会と法 | |
| 10 | 刑法から考える格差社会と法 | |
| 11 | 民法から考える格差社会と法 | |
| 12 | 行政法から考える家族と法 | |
| 13 | 民法から考える家族と法 | |
| 14 | 刑法から考える家族と法 | |
| 15 | 就職試験の一般常識テスト過去問紹介 | |
| 16 | 定期試験期間 | |