【講義概要】
この授業では、有斐閣『民法判例百選Ⅰ総則・物権(第9版)』に掲載されている判例のうち、「民法総則」部分の判例について、「事案の概要」「判旨」の読み方と、「解説」の内容説明を行います。
受講される皆さんは、すでに「民法総則」の授業を終えている人たちですが、各種の専門試験や公務員試験に合格するためには、さらに高度な内容を修得しておかなければなりません。
法律学の勉強は、資格試験や公務員試験の法律専門科目の受験勉強に関していえば、解く際の一定の「コツ」のようなものがあって、それさえ覚えてしまえば、それほど難しいものではありません。判例の学習を通じて、「どこを覚えればよいのか」の「勘どころ」を身に付ける授業にしたいと思います。
この授業は、カリキュラム・ポリシーに掲げる専門科目の中の「民事法科目」に該当し、デイプロマ・ポリシーの【知識・技能】のうち「専攻する学位分野〔=法律学〕における基本的知識を体系的に身に付け」、「情報収集・分析力、論理的思考力等の技能を身に付け」、リーガルマインドを養うことを内容とします。
【学習到達目標】
皆さんは、せっかく法学部に入ったのですから、大学を卒業した後に、法律学の専門的な知識を活かせるような職業に就くことを考えてみてください。
授業では、公務員試験の民法の過去問や、ロースクールの入試問題や、司法試験の短答式試験・論述式試験の問題も紹介しますが、解き方の「コツ」さえ分かってしまえば、容易に解答できます。
受講された皆さんが、各種専門試験の問題を比較的簡単に解くことができるようになることを、学習到達目標にしたいと思います。
【履修上の注意】
授業には、有斐閣『民法判例百選Ⅰ総則・物権(第9版)』と、有斐閣『ポケット六法』か三省堂『デイリー六法』のどちらかを、必ず持参するようにしてください。
【事前準備学習】
各回の講義の前に、その講義で勉強する『百選』の判例の部分を読んで、どのようなことが書いてあるのか、ある程度理解しておいてください(授業で初めて読むより、理解度が格段に違います)。
書いてある内容が分からない場合には、1年のときに使用した「民法総則」の教科書を読み返してみてください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 『『民法判例百選Ⅰ総則・物権(第9版)』』 潮見佳男=道垣内弘人(編) 有斐閣 2023年 |
| 参考書 | 『『ポケット六法(令和7年版)』』 有斐閣 2024年 『『デイリー六法(令和7年版)』』 三省堂 2024年 六法は、『ポケット六法』、『デイリー六法』の、どちらでも差し支えありません。 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点20%、定期試験80%の比率で評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 一般条項 | |
| 2 | 人(自然人) | |
| 3 | 法人 | |
| 4 | 物 | |
| 5 | 法律行為(1) | |
| 6 | 法律行為(2) | |
| 7 | 法律行為(3) | |
| 8 | 法律行為(4) | |
| 9 | 代理(1) | |
| 10 | 代理(2) | |
| 11 | 代理(3) | |
| 12 | 無効および取消し・条件および期限 | |
| 13 | 期間の計算・時効(1) | |
| 14 | 時効(2) | |
| 15 | 時効(3) | |
| 16 | 定期試験期間 | |