【講義概要】
この実習では、日本における難民受け入れをめぐってどのような課題があるのかを知るために、東海地方の難民申請者への支援を行っている名古屋難民支援室(略称DAN)の活動を中心に、難民支援活動について学びます。DANの活動および東海地方の難民申請者の経験について知り、より良い難民支援のあり方を考え、実践するために同団体の活動に参加してフィールドワークを行います。
この実習では、大学キャンパス内での講義とフィールドワークを組み合わせ、秋学期集中講義の期間中にDANの行う難民の「居場所づくり」企画に参加し、日本文化の紹介やレクリエーションなどを行います。よりよい実習になるよう、国際文化学部の諸行事、自主学習などに積極的に参加したり、関連する授業を受講する、DANの活動について事前にインターネットで情報収集をするなど心がけてください。
なお、本講義では、国際文化学部におけるディプロマポリシー(DP)に挙げられる以下の能力の獲得を目指す。
③多文化共生社会において求められる実践的な外国語運用能力とコミュニケーション能力を身につけている。
④持続的社会形成のための思考力・判断力・行動力を身につけている。
⑤多文化共生社会における豊かな許容性を理解し、協働の精神をもってその実現へ向けての考えを整理し、他者に対して説明することができる。
⑥国際社会の一員として、十分な国際理解のもとに、国際交流活動に参画することができる。
⑦敬神愛人」の精神が国際社会・多文化共生社会の中で重要な実践課題であることを自覚し、地域との協働や他者理解の必要性をよく理解している。
【学習到達目標】
・日本の難民認定制度をめぐる課題を理解する。
・多文化社会で求められる実践的なコミュニケーション能力を身につける。
・多文化社会における豊かな許容性を理解し、協働の精神をもってその実現へ向けての考えを整理し、他者に対して説明することができる。
・共通の目標に向かい、グループ活動に積極的に参加したり、ほかの人と協働したりする力を身につける。
【履修上の注意】
・実習に関わる費用はありません。ただし、下記は自己負担でお願いします。
①午前と午後を通して活動する日の昼食
②活動地までの交通費(活動地はいずれも名古屋市内です)
・「居場所づくり」では、日本文化についてのプレゼンやレクリエーションなどを英語で行います。
英語が苦手でも意欲があれば歓迎です。
・「居場所づくり」では支援者の役割で参加していることを心にとめて、積極的に活動してください。
難民は母国での迫害を経験しています。居場所や名前を知られると危険が及ぶ場合があります。実習で知った個人情報をSNSに投稿したり、外部の人に伝えることは絶対にやめてください。
・個人情報を扱うため、履修生は名古屋難民支援室にボランティア登録をする必要があります。
・病気等のやむを得ない事情以外は全日程参加してください。
・応募多数の場合、申込書に基づいて選考を行います。
【事前準備学習】
・DANの活動を事前にホームページで学習しておいてください。https://door-to-asylum.jp/
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
| 参考書 | 『いっしょに考える難民の支援 日本に暮らす「隣人」に出会う』 森恭子・南野奈津子 明石書店 2023 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
研修と実習時の態度で総合的に評価する。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 学内:難民はどんな人々か① | |
| 2 | 学内:難民はどんな人々か② | |
| 3 | 学内:日本の難民支援の課題 | |
| 4 | 学内:DANの活動説明 | |
| 5 | 学内: 居場所づくり準備 | |
| 6 | 学内: 居場所づくり準備 | |
| 7 | 学内か学外 企画準備 | |
| 8 | 学内か学外 企画準備 | |
| 9 | 学内か学外 企画準備 | |
| 10 | 学内:在日外国人支援 | |
| 11 | 学内:在日外国人支援 | |
| 12 | 学外:施設訪問 | |
| 13 | 学外:施設訪問 | |
| 14 | 学外:難民の居場所づくり | |
| 15 | 学外:難民の居場所づくり | |
| 16 | レポート | |