名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限解剖学B春B名古屋金421小林 希実子
4限解剖学B春B名古屋金321小林 希実子

【授業情報】

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講義概要

 リハビリテーション学部のディプロマ・ポリシー【専門知識・技能】のうち「専門職として必要とされる観る力、聴く力、伝える力を身につける」、「基礎医学領域の知識を身につける」事を達成すること目的とし、さらに「理学療法専門領域の知識と技術を身につける。」と【理学療法学を学ぶ学生としての態度】のうち「他者と連携・協働することができ、強い責任感を持って自身の役割を担うことができる。」ことができる土台を形成することを目的とする。
 カリキュラムポリシーとしてリハビリテーションに関わる科学的知識および根拠にもとづいた技術を修得し、医療、健康と福祉に貢献できる人材を養成することを教育の目標としている。人体の正常構造を理解し、その構造をとることでどの様な機能へと繋がるか、その関係性の理解を深めることにより理学療法士の資格を得るために必要不可欠な人体構造の基本的知識を修得することができる。
 春学期の解剖学A、解剖学B、秋学期の解剖学A実習はカリキュラムの上では分かれているが、これらの講義は系統解剖学に基づき器官系ごとに人体の正常構造をその機能を関連させつつ学ぶことで、最終的に人体を三次元的に理解し、正しい解剖学用語を使用できるようになることを目的とする。
 解剖学Bでは最初に生物(人体)の基本単位である細胞について学習し、その細胞が類似したグループとして4種類(上皮組織・結合組織・筋組織・神経組織)に分類されて組織となり、4種類の組織が組み合わさって器官・臓器を構成し、個体(人体)がつくられていることをまず解説する。次いで内臓器系について循環器系、呼吸器系、消化器系、泌尿器系、生殖器系を学習する。



【学習到達目標】

細胞の基本的な構造と機能について説明できる。
4種類の組織(上皮・結合・筋・神経)について説明できる。
循環器臓器について位置、構造や名称、機能を説明できる。
血液・造血器・リンパ系の構造と機能について説明できる。
呼吸器臓器の位置、構造や機能を理解し、気道について説明できる。
縦隔と胸膜腔の構造を説明できる。
呼吸筋と呼吸運動の機序を説明できる。
消化器臓器の位置、構造と機能について説明し、咀嚼と嚥下の機構を説明できる。
腎・尿路系の構造と機能を説明できる。
男性生殖器、女性生殖器の構造と違いを説明できる。



履修上の注意

 実習では標本や模型を利用するが、標本の中には人体に由来したものもあり、故人の生前の意志に基づいて提供された標本も含まれている。したがって、学生は見知らぬ多くの方々の崇高な遺志によって解剖学という学問が成り立っていることを忘れてはならない。故人の尊厳を守り、感謝と畏怖の念をもち、礼節を欠く事無く学習に取り組んでもらいたい。

 そのため以下の禁止行為を示す。
・講義や実習中のスマートフォンなどの情報端末の使用禁止。
・人体および人体標本、模型や講義スライドなどの撮影・録画・録音行為の禁止。さらにそれらの画像のみならず情報などをブログやSNSなどに投稿しインターネット上に流布する行為の禁止。
・実習室においては飲食厳禁とする。



【事前準備学習】

 「解剖学」は正常な形態や構造を学ぶ学問であるが、これから臨床教育を受ける際に必要な知識体系になるばかりでなく、医療現場において正確に意思疎通を図るためにも正しい解剖学用語を使用できるようにならなければならない。
 習得すべき解剖学用語は膨大で、講義や実習だけで理解するには不十分であるため、復習に力を入れ(約1時間)、グループ学習などを取り入れて人体の構造の三次元的理解を深めてほしい。そのため実習室はグループ学習の場としても積極的に活用できるよう講義時間外の学生利用が可能となっている。
 また、膨大な解剖学用語を正確に読み、書けるようになるためにも自学自習の習慣をつけてほしい。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『解剖学 第6版 標準理学療法学・作業療法学』 野村 嶬 編 医学書院 2024
『人体解剖カラーアトラス(原著第8版)』 佐藤達夫/秋田恵一(訳) 南江堂 2021
参考書『からだがみえる 人体の構造と機能(1版)』 医療情報科学研究所 (編集) メディックメディア 2023
『プロメテウス解剖学コアアトラス(第4版)』 坂井建雄(監訳) 医学書院 2023
『カラー図解 人体の正常構造と機能 (5版)』 坂井 建雄, 河原 克雅 (編集) 日本医事新報社 2025
『標準組織学総論(第6版)』 藤田 尚男,  藤田 恒夫(原著) 医学書院 2022
『解剖学講義(3版)』 伊藤 隆 (原著) 南山堂 2012
『グレイ解剖学アトラス 原著第3版』 秋田恵一 (監修, 翻訳) エルゼビア・ジャパン 2021
『解剖学アトラス(原著第10版)』 平田幸男 (訳) 文光堂 2012
『日本人体解剖学 上下(20版)』 金子丑之助 南山堂 2020
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

評価は試験(配点約80%)、講義中に行う小テストやレポートなどの課題、授業・実習態度を総合的に評価(配点約20%)する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1個体の構成/細胞とは
2個体の構成/ヒトの身体の成り立ち
3組織学総論/上皮
4組織学総論/結合組織(狭義の結合組織)
5組織学総論/結合組織(軟骨組織/骨組織/リンパ)
6組織学総論/筋組織
7組織学総論/神経組織(ニューロンとグリア)
8骨格系/骨の発生とリモデリング
9組織総論 中間試験
10運動器系総論/筋肉と神経の関係
11骨学実習5/下肢帯
12骨学実習6/大腿
13骨学実習9/頭蓋骨
14骨学実習10/顔面頭蓋
15内臓器系総論、循環器系総論
16循環器系/血管・心臓
17循環器系/全身の動静脈
18循環器系/血液とリンパ・胎児循環
19呼吸器系/鼻腔・咽頭・喉頭
20呼吸器系/気管・肺
21消化器系/消化器系総論・口腔・咽頭・食道
22消化器系/食道・胃/小腸・大腸
23消化器系/肝臓・胆嚢・膵臓・腹膜
24泌尿器系/腎臓
25泌尿器系/腎臓
26泌尿器系/尿管・膀胱・尿道
27生殖器系/男性生殖器
28生殖器系/女性生殖器
29内臓器系まとめ
30内臓器系まとめ
31定期試験期間
32定期試験期間(試験フィードバック)