【講義概要】
民法2 物権 判例30!(第2版)をテキストとしつつ、判例研究として、物権・債権をまたがる広い領域を扱います。①事案を読み込んで理解し、関係図・時系列図を作成し、②判決と解説から論点を明確とし、③原告(または被告)側の弁護人としての書面を作成し、④模擬法廷での弁論にチャレンジしてもらいます。
また、ゼミ生の関心に応じて、新聞記事、関連時事問題も扱い、発表、グループディスカッションにも取組んでいってもらいます。講義計画で示しているスケジュールは、進捗をみつつ調整を行ない、また適宜、裁判・議会傍聴なども実施します。
なお、資格として宅建を目指すゼミ生、公務員試験の準備として専門科目の準備をしているゼミ生には、希望に応じて参考書を指定のうえアドバイスを行い、適宜、模擬試験を実施して合格に導いていきます。
【学習到達目標】
毎回の講義テーマで扱う項目・論点について、それに関わる条文とその解釈について発展的知識が定着している(法的知識の獲得)。応用的なケースについて、どのような点が争点となり、どの制度・条文が適用されるかを考察して、指摘できるようになる(多面的な調査・分析能力)。それらのことを、自分のことばでより長い記述および一定時間で口頭説明できるようになる(コミュニケーション能力)。社会人として必要であり、就活においてもアピールできる「チームワーク力」を身につける。
【履修上の注意】
ゼミでは、真摯な受講姿勢が、学修の楽しさと有意義な結果につながっていきます。個々のと努力とチームワークの双方を意識して臨んでください。
【事前準備学習】
事前学習として、講義テーマにしたがった教科書予習。事後学習として、授業の要点を教科書で確認して適宜問題演習に取組んで復習を行ない、適宜課題提出を行なう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 『民法②物権 判例30! 第2版』 水津太郎他 有斐閣 2023 『民法の全条文:体系から学ぶ条文集』 大久保紀彦 三恵社 2024 教科書2冊は必ず用意をしてください。 |
| 参考書 | 『2025年版ゼロから宅建士スタートブック』 明海大学不動産学部 住宅新報出版 2024 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
予習課題(予習CCSミニッツペーパー・発表資料準備CCSレポート)20点
復習課題(復習CCSミニッツペーパーなど)30点
授業内発表と質疑・議論 40点
さらに、各ゼミ生の努力と取組み姿勢をプラス(場合によりマイナス)要素として総合的に評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | ガイダンス・物権的請求権の種類・要件・内容 | |
| 2 | 物権的請求権の相手方 | |
| 3 | 不動産売買契約における所有権移転の時期 | |
| 4 | 登記を要する物権変動の範囲 | |
| 5 | 詐欺による取消しと登記 | |
| 6 | 共同相続と登記 | |
| 7 | 民法177条の第三者①不法占有者 | |
| 8 | 民法177条の第三者②背信的悪意者 | |
| 9 | 取得時効と登記 | |
| 10 | 中間省略登記請求権 | |
| 11 | 占有改定と即時取得 | |
| 12 | 公道に至るための土地の通行権 | |
| 13 | 金銭所有権 | |
| 14 | 総まとめ | |
| 15 | 振り返り:ポートフォリオ作成 | |
| 16 | 定期試験期間 | |