【講義概要】
・ロシアのウクライナ侵攻が始まって以降、「国際秩序の危機」が盛んに語られているが、そもそも「国際秩序」とはどういうもので、そのどの部分が、なぜいま危機に陥ってしまったのか、説明されることは稀である。
・この授業では、現在、世界的・地域的危機とされる問題領域を5つ程度取り上げ、それぞれ3回程度の講義を割り当て検討することで「国際秩序の危機」の実態について理解を深めたい。
【学習到達目標】
授業で取り上げる5つの問題領域に関する新聞記事を読み、その内容が大筋で理解できるようになることを目標とする。
【履修上の注意】
・中学社会科(地理、歴史)の知識を前提とする。必要に応じ参考文献(下記)などを用い知識を補っていってほしい。
・評価は期末テストではなく、授業の節目(原則、講義3回に1度)に計5回実施する確認テストを中心に行う。15回の授業にコンスタントに出席し学習を続けられない学生には履修を勧めない。
・テストでは講義をもとに自分の文章で解答をまとめることができるかが試される。ネットで検索したものを編集・書き写した解答は評価しないので注意してほしい。
【事前準備学習】
毎日、30分ほどかけ新聞(中日、朝日、毎日、読売新聞のいづれかで、朝刊のみでもよい)に目を通し、授業内容と関連する報道記事を見つけて読んでいってほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 教科書は使用しない。 |
| 参考書 | 『『最新世界史図説タペストリー(20訂版)』』 帝国書院編集部 帝国書院 各年 『『新・国際政治経済の基礎知識 新版』』 田中明彦、中西寛編著 有斐閣 2010 各回の講義で追加分を紹介する。 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
確認テスト(15点×5回) : 75点
授業への参加態度: 25点
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | オリエンテーション/グローバル・ガバナンスとリーダーシップ | |
| 2 | 核の危機1 恐怖の均衡 | |
| 3 | 核の危機2 NPTとMD | |
| 4 | 核の危機3 核軍拡の時代へ? | |
| 5 | 地球環境の危機1 SDGs | |
| 6 | 地球環境の危機2 地球沸騰 | |
| 7 | 地球環境の危機3 生物多様性と名古屋議定書 | |
| 8 | 欧州の危機1 NATOと欧州統合 | |
| 9 | 欧州の危機2 地政学でみるウクライナ戦争 | |
| 10 | アジアの危機1 反共の砦・日本 | |
| 11 | アジアの危機2 「東アジアの奇跡」 | |
| 12 | アジアの危機3 中国の台頭 | |
| 13 | 米中対立の危機 冷戦2.0? | |
| 14 | 地域分裂の危機 | |
| 15 | 国際秩序のゆくえ | |
| 16 | 定期試験期間 | |