【講義概要】
スポーツ健康学部の学生は、卒業後に多様な職域において生涯スポーツやスポーツ健康教育などのスポーツの切り口で健康維持・増進、疾病予防、生涯スポーツ、スポーツ健康教育などを推進することが期待される。スポーツ・健康に関する基本的知識には当然医学的知識も含有される。無論医療系学部のレベルに達する必要は無いが、今後社会活動を行っていく上で、本学部卒業者として、スポーツ健康の基礎についての深い理解と修得、基礎を発展して応用するための専門的知識の修得をねらいとする。
そのため本講義では、スポーツ系の学生として履修すべき、医学に於ける一般的な知識を講義する。医学一般では、特にさまざまな臓器別の構造と機能に触れ、またその知識を深めるため正常から逸脱した状態―すなわち疾病についても解説する。また15回の講義のうち、特に後半8回は高血圧や肥満を初めとする内科的疾患についても学習する。
※教員の実務経験; 渡邊宣之; 整形外科医師、土肥靖明;循環器内科医師
※実務経験に基づいた教育内容;
土肥靖明は名古屋市立大学勤務の間、循環器専門医(専門分野は高血圧)として活躍してきた。日々の実臨床の傍ら多数の業績を作成し、また後進の指導にも力を砕いてきた。
渡邊宣之は整形外科勤務医として手術および外来の臨床業務に30年以上従事。直近の10数年で膝及び股関節手術の執刀数1000件以上。傍ら人工骨頭など外傷手術の指導も1000件以上行ってきた。手術の傍ら、外来にて日々保存的加療にも従事してきた。また実務のフィールドは大学病院を初めとする総合病院での経験が殆どであり、他科との連携も日常的に行ってきた。さらに救急業務にも従事してきた。
術後の理学療法においては理学作業療法士とディスカッションを重ね、定期的に勉強会も行ってきた。このような広汎な実務経験に基づき、医学一般(各論)を講義したい。
【学習到達目標】
高校履修課程で生物学を選択しないものもいるので、全般的に、それを踏まえて講義する。
まず基本となる生物学の知識を整理して身につけるようになる。其の上で、人体の構造とその機能を各組織、並びに臓器別に総合的に理解できるようになる。本健康運動指導士ならびに健康運動実践指導者の資格習得のための講義テーマをもれなく含むので、春季の講義とあわせ、全て出席する事が望ましい。
卒業後の進路として、保健体育教諭、スポーツクラブなどの指導者、その他の職域あるいは地域において積極的にスポーツ活動の振興や健康行動獲得の推進に貢献する人物たり得る人材の学習レベルに到達することが学習到達目標となる。
【履修上の注意】
授業中に意見を求められた時は積極的に発言すること。
然しながら講義中の私語は控えること。
質問がある場合は、講義中、質問を求められたタイミングで挙手して簡潔に質問すること。
小テスト以外のスマートフォンの使用は厳禁とする。
何かネット検索して調べたいときはメモを残し授業後調べること。
毎回の講義資料やノートを持参し、講義中に振り返りができるようにすること。
授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、受講生本人の責任において行うこと。
シラバスは社会情勢や授業の進行状況によって変更になる可能性がある。
評価方法の特に配分は授業態度などで変更される可能性がある。
質問等で教授室を訪れる場合は事前に在室を確認すること。
【事前準備学習】
CCSにて配布される資料を予習すること。なおCCSでの配付資料にはアクセス制限および公開期限があるので留意すること。
講義中に行われる復習に参加する事。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
| 教科書 | 『医学概論』 北村 諭 中外医学社 2013 特に指定しない |
| 参考書 | 特に指定しない。 |
| 指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
定期試験7割及び、授業態度や小テストから3割評価する。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 運動器疾患1;骨関節の外傷 | |
| 2 | 運動器疾患2;脊髄損傷 | |
| 3 | 運動器疾患3;手関節及び手指と四肢末梢と循環障害 | |
| 4 | 運動器疾患4;肩関節と肘関節 | |
| 5 | 運動器疾患5;股関節及び大腿 | |
| 6 | 運動器疾患6;膝関節及び下腿 | |
| 7 | 運動器疾患7;足関節及び足部、スポーツ外傷と障害 | |
| 8 | 高血圧 | |
| 9 | 肥満、肥満症 | |
| 10 | 耐糖能異常、糖尿病 | |
| 11 | 脂質異常症 | |
| 12 | メタボリック症候群 | |
| 13 | 虚血性心疾患とリハビリテーション | |
| 14 | 呼吸器疾患(慢性閉塞性肺疾患、運動誘発性喘息) | |
| 15 | 脳卒中、認知症 | |
| 16 | 定期試験期間 | |