【講義概要】
本講義では、行政学の基礎理論を学び、実際の行政活動を分析、考察する。行政活動を分析する上で重要な理論を紹介する。また、紹介した理論を踏まえて、国や自治体の事例、行政の課題点などを分析、考察する。受講生には、日本の行政活動について学び、行政課題の解決策を考えて欲しい(法学部ディプロマポリシー法的知識の獲得、多面的な調査・分析能力に関連)。講義では、理論だけを紹介するのではなく、具体例を踏まえながら行政の活動、仕組みについて解説する。行政に関連する最近の出来事、ニュースなども紹介しながら、講義を進めていく予定である。
【学習到達目標】
①行政の役割、活動を理解する。
②行政学の基礎理論を理解する。
③理論をもとに行政の課題を分析できるようになる。
【履修上の注意】
毎回、レジメを配布する。また毎回、リアクションペーパーを必ず提出すること。
【事前準備学習】
講義では、最近の行政に関連する新聞記事やニュースも紹介する。受講生には、新聞記事やニュースの内容について確認して欲しい。また、レジメと参考図書をもとに復習を行って欲しい。参考図書は、講義中に紹介する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 教科書は使用しません。 |
参考書 | 『行政は誰のためにあるのか』 真山達志 日本経済評論社 2023 『行政学〔新版〕』 真渕勝 有斐閣 2020 『行政学〔新版〕』 西尾勝 有斐閣 2001 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
①期末試験(80%)
②リアクションペーパーの提出状況(20%)
講義内で試験やレポートについて解説する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 行政学とは | |
2 | 行政の役割 | |
3 | 官僚制① -ウェーバーの官僚制論を中心にー | |
4 | 官僚制② -官僚制の逆機能などー | |
5 | 公務員制度 | |
6 | 行政管理論 | |
7 | 行政組織論 | |
8 | 行政責任① -行政責任とはー | |
9 | 行政責任② -事例の検討- | |
10 | 政策 | |
11 | 政策過程論 | |
12 | 中央と地方の関係 | |
13 | 地方自治 | |
14 | 行政改革 | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |