名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
5限アートマネジメント論春A名古屋 22佐藤 友美GD2333

【授業情報】

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講義概要

文化芸術とは何か、アートとは何か。我々が日常的に享受している文化芸術活動も、ある一定の仕組みとプロセスを経て生み出されています。例えばコンサートであっても、個人が楽しみで行うもの、アーティストや文化芸術団体が表現活動として自主的に開催するもの、企業が経営的視点から戦略的に取り組むもの、国や自治体の文化政策・文化振興で推進されるものでは、その目的や達成目標、企画方法や運営プロセスは異なります。
本講義では文化芸術の概念と、日本、特に名古屋での現況を具体的に取り上げ、文化芸術の仕組みと、社会の中で果たす役割、機能について考えます。前半はまず音楽、舞台芸術、美術などの領域に関する知識を整理します。後半では地域における文化芸術活動の意義や、名古屋市の文化政策、企業が取り組む文化芸術活動など、文化芸術活動の仕組みについて基本的な知識を理解します、



【学習到達目標】

下記の項目についての知識を身につけ、理解することを目的とする
・文化芸術の基本的な概念
・主な領域の日本における構造
・名古屋圏における文化芸術の現状
・社会、地域の中での文化芸術活動の意義
・ビジネスとアート、企業における文化芸術活動への取り組み
・自治体の文化政策



履修上の注意

・開講期間中に2回、名古屋市内の文化施設での学外授業(説明、見学)を行います。
土曜日に2コマ相当での実施となります。参加できない学生は自主見学などでの代替も可能です。
詳細は初回講義で説明します。
・文化芸術について関心がある学生の履修をすすめます。音楽、映画、演劇、古典芸能、アート、メディア、アニメ、イラストなどどんな分野でも大丈夫です。




【事前準備学習】

自分が日頃触れている文化芸術がどのようなものか整理・認識しておくこと。
自分の地域で行われている文化芸術活動に興味を持ち、可能であれば参加すること。
自治体の文化施設であれば、無料や低価格で参加できる活動はあります。また、大学がキャンパスメンバーとなっている美術館、博物館などは学生証提示で無料となりますので、積極的に活用しましょう。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

中間レポート40% 最終レポート60%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1講義概要の説明 アートマネジメント(文化、芸術、文化政策、アートとビジネスなど)
2音楽(クラシック音楽ほか。日本における構造と、名古屋圏の現況)
3舞台芸術(演劇、舞踊、古典芸能ほか。日本における構造と、名古屋圏の現況)
4名古屋市内文化ホール見学(活動解説)
5名古屋市内文化ホール見学(視察)
6美術 (日本における構造と、名古屋圏の現況)
7「文化芸術の領域」について総括(課題作成)
8アートと地域(地域芸術祭、アートプロジェクト、アーティスト・イン・レジデンスなど)
9ビジネスとアート(企業メセナ活動、都市開発、アートフェアほか)
10 メディアと文化イベント(新聞社やテレビ局などの文化芸術活動)
11名古屋市の文化政策(文化芸術推進計画、文化推芸術進条例など)
12名古屋市内美術館見学(活動解説)
13名古屋市内美術館見学(視察)
14アーツ・カウンシルとは(クリエイティブ・リンク・ナゴヤの取り組みなど)
15文化芸術の仕組みについて総括講義と最終課題作成
16定期試験期間