名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限(再)初等図画工作春A瀬戸 24塚本 敏浩SM4102

【授業情報】

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講義概要

 小学校図画工作科の教科としての意義・内容を理解し、その指導及び評価方法について総合的・実践的な学習を深める。
(造形教育・図画工作教育の概要・歴史・内容、幼保における「表現領域」と小学校における各学年の指導内容の理解とその接続、指導の実際と課題及び実技に関する演習、教材・教具についての理解と技能の習得、図画工作の実践的活動等)
なお、質問への対応は随時行う。



【学習到達目標】

・造形教育・図画工作教育に関する教育内容全般(理論・実技)について理解を深め、技能を習得する。
・造形教育・図画工作教育の理論的、実践的研究の主題・テーマについて構想・設定し、個々のテーマに沿って研究・探究する。
以上の活動を通して、造形教育・図画工作教育についての総合的実践能力を獲得し、教育展開のための技術・技能を身に付ける。



履修上の注意

 実際の教育現場における喫緊の課題や実践的な指導方法・教材について適宜扱い、指導、教授する内容である。教員免許取得だけを目的とするのではなく、「教職に就くこと」を前提とした上で履修すること。またその意志を尊重し、授業を進行し、評価を行う。よって、授業中の私語、授業の妨げとなる行為、やむを得ない場合以外の欠席は控え、授業に集中すること。



【事前準備学習】

 第1〜15各回ともに、シラバスに記載された内容について、事前の配布資料を参考に学習の見通しと疑問点を整理しする等の予習を1時間行うこと、また、本時の配布資料及び講義内容を参考に学習内容をノートにまとめ、感想や意見を書き留める等の復習を1時間行うこと。(実技の学習課題については、製作活動を復習時間に含めてもよい。)



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本文教出版(平成29年6月)を適宜使用するが、担当者がプリントにて用意したり、Webにて参照したりして対応する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

課題及び課題への取り組みと探求の姿勢…60%
小レポート及び授業への参加・発表と鑑賞態度…40%
以上の内容から総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1第 1 回 授業の概要説明と進め方、美術・図画工作教育の歴史と内容(存在意義と社会的役割)
2第 2 回 幼保における造形活動「表現領域」の題材とその実践1(自作色紙によるおもちゃ作り)、小学校との接続理解
3第 3 回 幼保における造形活動「表現領域」の題材とその実践2(包装紙による飾り作り)、小学校との接続理解
4第 4 回 幼保における造形活動「表現領域」の題材とその実践3(廃紙の利用による自由作品)、小学校との接続理解
5第 5 回 小学校における各学年の題材とその実践1(低学年編:教科書題材1・2上下から選択して取り組む)
6第 6 回 小学校における各学年の題材とその実践2(中学年編:教科書題材3・4上下から選択して取り組む)
7第 7 回 小学校における各学年の題材とその実践3(高学年編:教科書題材5・6上下から選択して取り組む)
8第 8 回 領域・内容別に見る教材1(「造形遊び」の実践:砂・土・粘土による遊び、紙・ローラー絵、箱・材料ならべ等)
9第 9 回 領域・内容別に見る教材2(「絵に表す」の実践:生活画、お話の絵、想像の絵等)
10第10回 領域・内容別に見る教材3(「立体に表す」の実践:箱、粘土、木材、石等による表現)
11第11回 領域・内容別に見る教材4(「工作に表す」の実践:身近な素材・材料によるおもちゃ、紙コップ、紙皿等)
12第12回 領域・内容別に見る教材5(「鑑賞(美術作品と単独鑑賞)の実践:不思議な絵、アートカード等の使用
13第13回 領域・内容別に見る教材6(「鑑賞(児童作品と相互鑑賞)の実践:お気に入り作品と鑑賞の視点の理解
14第14回 理論的、実践的研究主題の設定と研究・探求1(アクティブラーニングの視点と問題課題設定)
15第15回 理論的、実践的研究主題の設定と研究・探求2(発表と共有、事例検討と振り返り)
16定期試験期間