名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
2限(再)図画工作科教育法春A瀬戸 23塚本 敏浩SM3104

【授業情報】

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講義概要

 学習指導要領に示された図画工作科の教育目標・内容・育成すべき資質・能力を理解し、その指導法及び授業設計を行う方法を身につけるために、具体的事例を交え、テキストを中心に講義する。なお、質問への対応は随時行う。



【学習到達目標】

 小学校学習指導要領に示された目標及び内容について理解し、授業展開に必要な基礎的な知識や技能、実際の授業が展開できる実践力(授業設計の能力)を身につけることを目的とする。そのために、小学校学習指導要領(図画工作編)の基本理念や図画工作科の歴史的変遷を把握し、学習評価の方法や教材の適切な活用方法についての理解を深める。また、学習指導案作成や模擬授業実践を通して、図画工作科の授業づくりの特性について知る。



履修上の注意

 実際の教育現場における喫緊の課題や実践的な指導方法・教材について適宜扱い、指導、教授する内容である。教員免許取得だけを目的とするのではなく、「教職に就くこと」を前提とした上で履修すること。またその意志を尊重し、授業を進行し、評価を行う。よって、授業中の私語、授業の妨げとなる行為、やむを得ない場合以外の欠席は控え、授業に集中すること。



【事前準備学習】

 第1〜15各回ともに、シラバスに記載された内容について、事前の配布資料を参考に学習の見通しと疑問点を整理しする等の予習を1時間行うこと、また、本時の配布資料及び講義内容を参考に学習内容をノートにまとめ、感想や意見を書き留める等の復習を1時間行うこと。(実技の学習課題については、製作活動を復習時間に含めてもよい。)



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『小学校学習指導要領解説 図画工作編』日本文教出版(平成29年6月)を適宜使用するが、担当者がプリントにて用意したり、Webにて参照したりして対応する。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

課題への取り組みと探究姿勢…30%
レポート及び指導案作成と模擬授業への参加・発表…40%
授業内での筆記テストの結果…30% 
以上の内容から総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1第 1 回 授業の概要説明と進め方、小学校学習指導要領「図画工作編」の概要及び改訂の基本的な方向性
2第 2 回 小学校学習指導要領「図画工作編」の目標及び内容(教科・学年の目標、内容の構成・各領域及び共通事項)
3第 3 回 図画工作で育成すべき資質・能力、教育課程の編成と学校間接続、カリキュラムマネジメントに向けた取り組み
4第 4 回 図画工作における教育課程の実施と学習評価の具体、児童の発達(実態)を踏まえた図画工作指導の在り方
5第 5 回 図画工作科の特性とそれを踏まえたICTの具体的活用方法、情報機器を活用した題材例
6第 6 回 指導計画の作成と内容の取り扱い、指導上の配慮事項と学習指導案作成の実際
7第 7 回 教材・題材の具体と指導の実際1、A:表現・「造形遊び」の活動内容とその理解
8第 8 回 教材・題材の具体と指導の実際2、A:表現・「絵に表す」活動内容とその理解
9第 9 回 教材・題材の具体と指導の実際3、A:表現・「立体に表す」活動内容とその理解
10第10回 教材・題材の具体と指導の実際4、A:表現・「工作に表す」活動内容とその理解
11第11回 教材・題材の具体と指導の実際5、B:鑑賞の活動内容とその理解、「共通事項」の指導内容
12第12回 指導案作成の実際と授業設計、模擬授業(低学年グループ)及び事後検討会
13第13回 指導案作成の実際と授業設計、模擬授業(中学年グループ)及び事後検討会
14第14回 指導案作成の実際と授業設計、模擬授業(高学年グループ)及び事後検討会
15第15回 最新の図画工作科研究の動向、図画工作学習の展望及び発展的内容
16定期試験期間