【講義概要】
小学校学習指導要領解説に示された技能の学習内容を中心に、個人的、及び集団的実技能力の向上と指導方法の理解を目指す。本科目では、器械運動系、陸上運動系、ボール運動系、表現運動系を扱う。各技能の指導及び師範を意識した技能のポイントや学習方法についても、演習、実習形式の授業により深めていく。
【学習到達目標】
・小学校の学習指導要領解説に示された技能を身につける。
・指導、師範を意識した各技能のポイントを理解し実践できる。
・各運動領域の特性及び学習方法を理解する。
【履修上の注意】
実技を行う際は運動に適した服装(アクセサリー類は外しておく)で参加すること。
【事前準備学習】
配布資料の整理・見直しをしておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『小学校学習指導要領解説 体育編』 文部科学省 東洋館出版社 2018 |
参考書 | 『すべての子どもが必ずできる体育の基本』 高橋健夫 [ほか] 編 学研教育みらい 2010 |
指定図書 | 『すべての子どもが必ずできる体育の基本 : 走る・泳ぐ・投げる・回る・跳ぶ... : 必ずできるようになる正しい体育の学び』 高橋健夫 [ほか] 編 [学研教育みらい] 2010 『体育の教科書 : 小学校低学年~高学年用』 山と溪谷社 2008 |
【評価方法】
授業への参加意欲(20%)、課題レポートなどの提出物(20%)、各運動領域の特性の理解度(20%)、各運動領域の技能(40%)を総合的に評価する。技能については各運動領域の授業の中で評価を行い、器械運動系や表現運動系の成果発表の機会も設ける。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 器械運動系の特性と学習方法①(器械・器具を使っての運動遊び) | |
2 | 器械運動系の特性と学習方法②(マット運動) | |
3 | 器械運動系の特性と学習方法③(跳び箱運動) | |
4 | 器械運動系の特性と学習方法④(鉄棒運動) | |
5 | 陸上運動系の特性と学習方法①(短距離・リレー) | |
6 | 陸上運動系の特性と学習方法②(ハードル走) | |
7 | 陸上運動系の特性と学習方法③(走り幅跳び) | |
8 | 陸上運動系の特性と学習方法④(走り高跳び) | |
9 | ボール運動系の特性と学習方法①(投動作、捕球動作、鬼遊び) | |
10 | ボール運動系の特性と学習方法②(ゴール型ゲーム) | |
11 | ボール運動系の特性と学習方法③(ネット型ゲーム) | |
12 | ボール運動系の特性と学習方法④(ベースボール型) | |
13 | 表現運動系の特性と学習方法①(リズム遊び、リズムダンス) | |
14 | 表現運動系の特性と学習方法②(表現遊び、表現) | |
15 | 表現運動系の特性と学習方法③(フォークダンス) | |
16 | 定期試験:なし(各授業の中で評価を行う) | |