名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限健康運動実習春A瀬戸 14鈴木・酒井・ 坂井・土肥SH4301

【授業情報】

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講義概要

 本科目では、健康運動実践を行う前に運動実施可能性を確認するために実施すべき運動負荷試験の方法と実践を学習することを第一目標とする。
 次いで、運動負荷試験等により運動実施が可能となった者に対し、実際に運動を指導するための知識と技能を修得することを目的とする。特に、有酸素運動の実施とその留意点、効果について学習する。あわせて、中高齢者でも実施可能な低強度での筋力トレーニングに関しても学習および実習し、実戦可能な能力を身につける。

新型コロナウィルス感染状況によっては、遠隔授業(CCSを活用した基本形授業とTV会議システム(Teams等))として実施する場合があります。



【学習到達目標】

・運動負荷試験の理論および実施方法を理解し、その概要を説明することができるようになる。
・高齢者の運動実施法およびそのための留意事項の詳細を理解し、指導の場で実践できるようになる。
・健康や体力の維持向上に対する運動の効果について理解し、その機序を説明できるようになる。



履修上の注意

・健康運動指導士の資格取得を目指しており、資格課程申請をしていること。
・健康づくりに興味関心があること。



【事前準備学習】

生活習慣病に関する基礎知識を習得しておくこと。
高齢者の運動実施に伴う危険性を周知して望むこと。
これまでに学んだ内容を総復習しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書授業の中で、必要に応じて資料を配布したり、指示を行う。
参考書健康運動指導士養成講習会テキストを参考にすること。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

期末試験の成績および運動負荷試験実習の状況と事後レポートで評価します。
大学の規定に従って受験資格を得た者のみを評価対象とします。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション。トレーニングの原理・原則
2健康運動の性差と留意事項。性別の健康状態の変化の特徴、運動実施における性別の留意点。
3加齢に伴う身体の変化と年齢に合った運動実施に向けた注意点。
4健康運動としての筋力トレーニング(1)座ってできる転倒予防筋力トレーニング
5健康運動としての筋力トレーニング(2)発展的な転倒予防筋力トレーニング
6健康運動としての筋力トレーニング(3)転倒予防に向けた歩行訓練と補助運動
7健康運動としての有酸素運動(1)陸上運動
8健康運動としての有酸素運動(2)水中運動
9健康運動の実際(1)ウォームアップとクールダウン
10健康運動の実際(2)運動プログラムの作成
11運動負荷試験の実際。運動負荷試験の目的、様式、装置とプロトコール運動負荷試験の準備、判定。運動強度と心拍数反応の個人差。
12運動負荷試験実習(1) 運動負荷試験の実例(トレッドミル運動負荷試験)
13運動負荷試験実習(2) 運動負荷試験の実例(自転車エルゴメーター運動負荷試験)
14運動負荷試験実習(3) フィールド運動中の心電図変化の理解。
15運動負荷試験実習(4) 潜水反射試験の理解。
16定期試験期間