【講義概要】
この科目では、法学部専門科目である公法系・民事法系・刑事法系・政治学系の分野について、法学部生として「自主的に」学んでいく基礎力を身に付けていく。「基礎セミナー」に続く演習だが、専門科目として法学部の専門的演習形式を導入していくものであり、履修者には新たな心構えが必要となる。
講義進行の例としては、身近な具体的問題や専門科目に関わる事項につき、教員指定文献を講読のうえ、レジュメ・パワポ資料作成、発表、質疑応答などを行うことがあげられる。また、各自が関心を持ったテーマにつき、「法的」な視点から自分の意見を交えつつ、レポート作成を行うことが行われることもある。
【学習到達目標】
「基礎セミナー」で身に付けた発表資料作成・発表方法・議論の進め方における力をさらに高め、課題解決に必要となる法的文献等を調査し適切に読み解く力（多面的な調査能力）の基礎を固める。そして、他者に対して自分の考えを「法的」に根拠づけ、口頭・文書によって理論的に伝える力、相手の考えを謙虚に受け止めて理解する力（コミュニケーション能力）の基礎を身に付ける。また、法学部生として、社会問題を「法的」視点から考察できる力（多面的な分析能力）の基盤を築く。
【履修上の注意】
法学部ポートフォリオ（１年生秋学期）の作成を、授業内で行う。秋学期最重点科目のひとつであり、春学期担当教員からのポートフォリオでのコメントを意識しつつ、履修にあたっては真摯な姿勢で臨むこと。授業の大部分がグループ学習によって進行していくこともあるため、無連絡欠席・遅刻、発表準備を他人任せにすること等は、厳に行ってはならない。
グループ発表の準備のため、積極的に授業時間外にもグループで集まって学習を行うよう心がけるとともに、準備にあたっては、図書館資料やCCSをより積極的に活用すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 授業中適宜指示する。 |
| 参考書 | 授業中適宜指示する。 |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点で評価する。発表資料の作成、発表への取組みの姿勢、授業での質疑や討論への参加態度、ポートフォリオ作成、また「履修上の注意」を遵守したか、などを総合的に判断して評価を行う。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | ガイダンス 授業予定と自己紹介 | |
| 2 | 担当教員によるモデル発表 | |
| 3 | 発表１ | |
| 4 | 発表２ | |
| 5 | 発表３ | |
| 6 | 発表４ | |
| 7 | 発表５ | |
| 8 | 発表６ | |
| 9 | 発表７ | |
| 10 | 発表８ | |
| 11 | 発表９ | |
| 12 | 発表１０ | |
| 13 | 発表１１ | |
| 14 | 発表１２ | |
| 15 | まとめ | |
| 16 | 定期試験なし | |