【講義概要】
基礎セミナーでは、有意義な大学生活を送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設がありどのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの基本的な心構えを養います。特に、いずれ社会で活躍することが求められる大学生として、一般常識や仲間作り、時間管理や学習習慣の確立など、ソーシャル・スチューデントスキルと呼ばれる力を養います。また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められます。そこで、大学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などのアカデミック・スキルを身につけます。さらに、身近な課題を発見・解決するような学習(PBL)体験をします。
この授業は、本学部のディプロマポリシー【専門知識・技術】のうち、「専門職として必要とされる観る力、聴く力、伝える力を身につける」、「基礎医学領域の知識を身につける」、【問題解決能力・科学的探究心】のうち、「情報を整理して把握し、客観的な判断に基づき原因を考えることができる」、「論理的思考に基づき解決策を立案することができる」、【理学療法学を学ぶ学生としての態度】のうち、「自身の行動の省察に基づいて、自身を成長させ続けることができる」、「他者と連携・協働することができ、強い責任感を持って自身の役割を担うことができる」、【豊かな人間性】の「幅広い教養を身につける」、「価値観の多様性を理解する」、「他者の感情を察し、理解することができる」、そして【国語力】といった能力を養うことを主な目的としています。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までの違いを理解できる。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・名古屋学院大学の建学の精神と歴史が理解できる。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行できる。
・名古屋学院大学が立地する地域(熱田区・瀬戸市)に関心を持つことができる。
・大学で仲間づくりができる。
・大学生としての学習スキルを身につけることができる。
【履修上の注意】
・ 毎回の授業に関する詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認してください。
・ 基礎セミナーのクラスのメンバーが、大学生活での最初の仲間になります。まずは、このクラスの中での仲間づくりが望まれます。
【事前準備学習】
生活習慣を整えて、毎回、積極的かつ元気にこの授業に臨めるよう準備してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『2024 NGU教養スタンダード 基礎セミナー』 名古屋学院大学 基礎セミナーテキスト編集委員会編 毎回、必ず持参すること。
それ以外に教科書・参考書が指定される場合もあります。
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参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業内での取り組み状況、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | A1 名古屋学院大学のことを知ろう! | |
2 | A2 充実した大学生活を送るために | |
3 | A3 CCSの使い方・メールの送り方 | |
4 | B0 大学は学問をする場 | |
5 | B1a 大学でのノートの取り方 | |
6 | B1b 文章構成の把握・要約の仕方 | |
7 | B1c 論理的思考力を身につけよう | |
8 | B1d 大学(本学)での情報収集の仕方 | |
9 | B2a レポートの構成・作成の手順 | |
10 | B2b レポート様式の整え方 | |
11 | B2c 引用の仕方・文献リストの作り方 | |
12 | B2d 基本的なパワーポイントの使い方 | |
13 | B2e プレゼンテーションの基本 | |
14 | B2f ディスカッションとディベート | |
15 | 「まちづくり提言コンペ」の提出ファイル作成・総括(春学期の振り返り) | |
16 | 定期試験期間 | |