【講義概要】
国際文化基礎演習2では、国際文化基礎演習1に引き続き、学生が専門演習に進むためのアカデミック・スキルを習得することを目指します。ここでいうアカデミック・スキルとは、大学で専門性の高い学習に取り組む際に必要となる基本的な技能と捉えることができます。自分の考えを正確に伝える能力やプレゼンテーション技術の向上を図るために、国際文化学科に関連する多様なテーマ(その多くは専門科目として配当されているものの内容に相応しています)を題材として、個人やペア、あるいはグループ単位で文献講読、ディスカッション、意見の発表などを行います。
※ 12月に講義1回分が英語のテスト(CASEC)に当てられます。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシー【知識・技能】のうち「日本および世界の各地域の文化・歴史・社会・政治・経済などを学び、グローバル社会における多文化理解を身に付ける」ことを主な目的としています。
【学習到達目標】
・国際文化理解に関連する分野やテーマの多様さの中から自らの関心事を探し出す。
・国際文化に関連するテーマに関する議論に参加し、意見を発表する態度を醸成する。
・自己の意見を的確に表現するための技能をブラッシュ・アップする。
・具体的な学習分野や対象地域を想定した調査・まとめの作業を実践する。
・国際文化理解に関する個別の学習成果をプレゼンテーションすることを経験し、成果の取りまとめを行う。
【履修上の注意】
アクティブ・ラーニング(学生参加型)形式の授業である。グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッションを課す。毎回リアクションペーパーを書いてもらう。リアクションペーパーのフィードバックは次回に行う。
【事前準備学習】
事前学習として、前回に作成したノートに目を通しておく。(10分程度)事後学習として、授業の流れ・要点を再現できるようなノートを作成する。(15分程度)
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業内での取り組み状況、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価を行います。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション | |
2 | 国際文化交流のシミュレーション体験 | |
3 | 世界の価値観:四つの対立する考え方 | |
4 | 異文化のケーススタディ | |
5 | SDGsまるわかり:採択の背景とミレニアム開発目標(Millennium Development Goals: MDGs) | |
6 | 持続可能な開発のための教育 | |
7 | わたしたちのくらしとSDGs | |
8 | SDGsとビジネスの取り組み:ESG投資 | |
9 | 非国家アクターの持続可能なまちづくりと地域活性化 | |
10 | 研究のテーマ設定 | |
11 | 文献資料の収集と整理 | |
12 | 発表の準備(今後、消費者の私たちはどう「SDGs」を実践していけばいいのだろうか) | |
13 | 受講生による取り組みの発表(口頭による発表) | |
14 | 受講生による取り組みの発表(文章による発表) | |
15 | 学習の総括 | |
16 | 定期試験期間 | |