【講義概要】
幼児期と児童期の発育・発達について、『基礎知識』と『現代の問題点・解決法』を学ぶ講義です。
①一般的なヒトのからだの発育・発達過程についての『基礎知識』
・身体の発育や身体能力の発達、発育・発達に影響をおよぼす要因
②現代の発育・発達で『問題視される内容と解決法』
・現代の子どもたちの問題(睡眠・食・運動など)や、教育者の悩み(性教育や発達障害など)
【学習到達目標】
教育者となった際、子どもたちが成長するための最善な環境を整えることのできる知識の習得。
習得知識:①ヒトの発育発達過程、②生活環境が与える発育・発達の影響③近年、注目されている発育・発達に関わる教育方法
【履修上の注意】
・授業中の発言やワークなどを積極的に行うこと。
・配布資料のファイリングやノートの整理を心掛けること。
・授業内でからだの計測実習なども計画しています。極力配慮はしますが,自分の身体の計測に抵抗のある人は履修を検討してください。
・コロナウイルス感染防止やその他の理由で、授業の内容や進度が変わる場合があります。
【事前準備学習】
配付資料および参考図書の予習、復習を行うこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『基礎から学ぶ発達のための身体活動』 田中千晶 杏林書店 2019 『からだの発達』 高石昌弘, 樋口満, 小島武次 大修館書店 1993 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点15%, 授業内課題15%, 定期試験70%
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 発育発達の定義と一般的モデル | |
2 | 発育発達・速度曲線 | |
3 | 身体の発育①体型の発育と分類 | |
4 | 身体の発育②骨格の変化 | |
5 | 身体の発育③筋組織と脂肪組織の変化 | |
6 | 身体の発育④心臓・血液・肺の変化 | |
7 | 身体運動の発達①筋・神経系の変化 | |
8 | 身体運動の発達②エネルギー代謝と呼吸器系の変化 | |
9 | 運動能力の評価 | |
10 | 子どもの生活習慣と健康状態①口腔機能と姿勢 | |
11 | 子どもの生活習慣と健康状態②汗腺と体温調節機能 | |
12 | 「性」について | |
13 | 発達障害について | |
14 | 「発育発達」を国・地域別比較する | |
15 | まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |