【講義概要】
中国語の発音、文字表記、基礎的な語彙、基礎的な文型や日常よく使う文句、などを学習し、会話の練習を十分に行い、最低限のコミュニケーション能力を習得できるよう授業を行う。さらに、中国語の能力を高めるだけではなく、中国の社会・文化、中国人の考え方・生活習慣など中国についての関心を高め理解を深められるようにもする。
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って実用的な外国語運用能力を伸ばすとともに、日本や該当言語の言語圏における多文化理解力を養成することを目指す。
【学習到達目標】
発音をしっかり学び、1年次終了の時点で簡単なことが中国語で言えるレベルに到達することを目標として、1年次前半を終えるようにする。
*学部のポリシーとの関係では、この科目のポリシー上の位置付けに沿って実用的な外国語運用能力を伸ばすとともに、日本や該当言語の言語圏における多文化理解力を養成することを目指す。
【履修上の注意】
授業に関する知らせはCCSを利用し、TEAMSも利用する。授業前にCCSの知らせはを確認してください。
辞書を調べると中国語の面白さがぐんと増す。語学学習は何よりも積極性が大切。受講生は日頃よりヒアリング能力を高めるために、中国語のCD録音などを聴いて耳を慣らすことを望む。また、常日頃より中国に関するニュース情報に留意し、積極的に中国事情について知識を増やしておくことも必要である。中国語の学習を通して、その言語の根底にある発想の違いを学び、一人一人が異文化に対する理解を深めてもらいたい。文化背景として日本は、漢字を使用するなど中国文化が浸透している。普段何気ない生活の中に中国文化が当たり前のように浸透している。日本文化のルーツとなる中国文化について再度おさらいをしておく必要がある。
【事前準備学習】
授業範囲を予習し、単語と本文について辞書を使い下調べをしておくこと。練習問題も予め解いておくこと。
事後学習として、その日のうちに学習した内容について一度おさらいをしておくこと。
平素の学問の中で、日中の言語、文化、歴史、地理、民族、民俗、思想、文学など、いろいろな関心対象の学習にこの「基礎中国語」の講義で修得したものを活用してほしい。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『わくわくスタディ実学実用初級中国語』 陳淑梅・劉光赤 朝日出版社 この教科書は全20課からなる。各課では学習者の身近な日常会話をテーマとし、言葉や語彙など総合的にやさしく楽しく学べるようにしてある。
テキストの構成としては、発音・基礎語彙・基本文法および初歩的な表現をほぼ網羅している。中国語検定試験のレベルに照らすと、3級の一歩手前までの学習が可能な内容になっている。
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参考書 | 『中国語会話 ―初級―』 林柳烟、黄名時 晃洋書房 『霜紅 中国語会話 中級』 林柳烟、黄名時 晃洋書房 『中国語故事』 黄名時、黄當時 晃洋書房 『中国語読本』 黄名時、黄當時、村上幸造 晃洋書房 『中文課本 己』 黄名時、黄當時 晃洋書房 『漢語街』 黄名時、高瀬利恵子、角屋明彦 白帝社 ★★★★★
中国の社会・文化や中国人の考え方・生活習慣など中国について関心を高め理解を深められるようにしたい。教室では折を見て、中国の社会環境や街角・暮らしぶり・人々の素顔など中国現地の最新事情を映したVTRビジュアル映像資料を用い、目と耳からの情報で現在の生きた中国の姿を感じ取ることができるようにしていきたい。
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指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 授業の概説及び中国語基礎の学習方法 | |
2 | ピンイン、声調と単母音 | |
3 | 複母音 | |
4 | 子音、有気音と無気音 | |
5 | 鼻母音 | |
6 | キャンパスで初対面 | |
7 | ポイントと練習 | |
8 | 名前を尋ねる | |
9 | ポイントと練習 | |
10 | 喫茶店で | |
11 | ポイントと練習 | |
12 | 趣味を語る | |
13 | ポイントと練習 | |
14 | Tシャツを買う | |
15 | ポイントと練習 | |
16 | 学期末試験期間 | |