【講義概要】
本科目は、教職課程における4年次の必修科目である。教員として必要な資質能力が身についたかを確認するとともに、何が課題であるのかを自覚し、必要に応じて不足している知識や技能等を補い、その定着を図ることにより、教職生活をより円滑に開始できるようになることを目指す科目である。授業では、教職に就くにあたって足りないことをテーマとして、個人あるいはグループによる課題研究を中心とする。
【学習到達目標】
・これまでの学修を振り返り、将来教員になる上で、自己にとって何が課題であるのかを自覚することができる。
・課題研究を行い、不足している知識や技能等を補うことができる。
・今後の自己の課題を見出し、課題解決に向けて努力しようとする態度を養う。
【履修上の注意】
・授業を欠席した場合、その回の授業についての学習や配布資料の入手は、本人の責任において行うこと。
・【重要】進路が決まりつつある時期での受講であるが、教育実習でお世話になった先生方やこれまで支えていただいた方々のことを思い、最後までやり遂げるのが自分の務めであるとの意識を持つこと。欠席や提出物で心配をかけることのないよう、しっかりとした意志を持って最後までやり遂げること。
【事前準備学習】
【受講前】 シラバスにある講義テーマを確認して、関係する情報を収集し、要点を整理しておく。
【受講後】 ほぼ毎回課題が出されるため、しっかり調べ、自分の意見をしっかり書いて誠実に取り組む。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『履修カルテ』 名古屋学院大学 2020 「履修カルテ」について、授業開始までに記入できるところはすべて記入しておくこと。 |
参考書 | 『教職実践演習 ロールプレイ・ロールレタリング対応』 梨木昭平 大学教育出版 2013 『教職実践演習ワークブック ポートフォリオで教師力アップ』 西岡加名恵・石井英真・川地亜弥子・北原琢也 ミネルヴァ書房 2013 『自己成長を目指す教職実践演習テキスト』 原田恵理子・森山賢一 北樹出版 2014 参考書については、授業中に紹介する。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業中に行う個人あるいはグループによる課題研究、授業への参加意欲などを総合的に評価する。個人による課題研究は、ワークシートやレポートの内容などから、グループによる課題研究は、ロールプレイ、発表などから評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 教育実習の振り返り | |
2 | 教職の意義、教員の役割、職務内容 | |
3 | 教育に対する使命感、責任感、愛情 | |
4 | 教員集団の一員としての自覚(チーム学校含む) | |
5 | 保護者との人間関係 | |
6 | 生徒理解と生徒指導 | |
7 | 特別支援教育 | |
8 | 学級経営 | |
9 | 生と性の理解 | |
10 | ICTの活用 | |
11 | 学習指導 | |
12 | 学習指導案 | |
13 | 模擬授業準備 | |
14 | 模擬授業と振り返り | |
15 | まとめ(教職課程の学びの振り返り) | |
16 | 定期試験期間 | |