【講義概要】
心理学は、人間の心のしくみの理解をめざす学問であるとされています。
心理学という学問が成立したのは1879年であるといわれており、心理学は比較的新しい学問であるといえます。ですが、現在、心理学の分野は細分化され多岐にわたっています。この授業では、そうした心理学の歴史に触れ、様々な領域について概観し、現代の心の問題や人とのかかわりについて理解していきます。
具体的には、①心理学の様々な領域を概観し、心のはたらきに関わる基礎的知識を学ぶ ②基礎的心理学から応用心理学を幅広く学び、現代の心理学に関わる知識を理解する ③人間関係や心の健康の観点から、現代社会における心の問題について理解する という3つの目的をもって授業を進めていきます。
【学習到達目標】
①心理学の様々な領域を学び、心のしくみに関わる基礎的知識・技術を理解できる
②心の健康や社会変化の観点から、現代社会における心の問題について理解し解決することができる
③心理学を理解し、多様な価値観を知り、広い視野をもって心のしくみについて考察することができる
【履修上の注意】
授業は講義形式で行いますが、授業中に体験学習や課題・小レポートを行うことがあります。積極的な姿勢で取り組んでください。
心理学をより深く学ぶためにも、日頃から関心をもって情報収集し、自らの課題を見つけ授業に参加するようにしてください。
皆さんにお会いできる時間が限られていますので、欠席時などは特に、CCSなどを活用して情報収集に努め、連絡事項の聞き漏らしがないように注意してください。
【事前準備学習】
①授業資料及び授業ノートを活用し、復習を行ってください
②CCS上にアップロードされた次回分の授業資料をダウンロードし、予習を行ってください
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 指定の教科書はありません。
授業資料をCCSにアップロードしますので、必ず確認し、必要があれば印刷して持参してください。 |
参考書 | 『はじめての心理学概論~公認心理師への第一歩~』 古見 文一, 小山内 秀和, 樋口 洋子, 津田 裕之 編 ナカニシヤ出版 2019年 『心理学概論~こころの理解を社会へつなげる~』 永野 光朗, 坂本 敏郎 編 ナカニシヤ出版 2018年 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
到達目標①は、平常点(20%)にて評価
到達目標②③は、定期試験(40%)、小テスト(20%)、平常点(20%)にて評価
合計100%を満点としてSABCの評価は大学の基準による
提出された課題及び小レポートは、添削・採点後返却する
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション/日常生活における心理学 | |
2 | 心理学の歴史 | |
3 | 感覚と知覚 | |
4 | 学習と動機づけ | |
5 | 記憶と感情 | |
6 | 言語と思考 | |
7 | 個人と他者のかかわり | |
8 | 集団・社会の中の個人 | |
9 | 産業心理学 | |
10 | 人間の発達 | |
11 | 心の発達 | |
12 | 精神分析 | |
13 | パーソナリティ | |
14 | ストレスと健康 | |
15 | 総括 | |
16 | 定期試験期間 | |