名古屋学院大学シラバス


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【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限経済学・経済政策秋A名古屋 21石原 俊之BT1106

【授業情報】

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講義概要

本講義は、経営学部データ経営学科ディプロマ・ポリシーにおける【知識・技能】のうち「経営学、マーケティングなど経営に関する基礎的・専門的知識や理論を理解し身につけている。」、「経営に必要なデータを収集・分析・可視化する基礎的知識及び技能や能力を身につけている。」および、【思考力・判断力・表現力】のうち「新たなビジネスの価値創造に寄与するために、修得した知識・技能を基に論理的に思考し、ビジネス上の問題・課題を発見することで、経営戦略の構築や意思決定に役立てることができる能力を身につけている。」という能力の習得を目的とする。

本講義は、経済学を学んだことがない学生が本格的な勉強を始める前に経済学の基礎を幅広く学ぶことを目的としている。そこで、経済学・経済政策では、国際単位のマクロ経済と消費者と企業間のミクロ経済について扱う。マクロ経済学では、一国全体や国同士の経済活動に焦点をあて、政策などがどのような影響を与えるのかを学ぶ。ミクロ経済学では、一企業、一消費者など個々の経済活動がどのような影響を与えるのかを学ぶ。特に、経済指標や為替相場の動きに敏感となり的確に経済データを把握し分析する力は、企業経営をはじめとするビジネスにおいて意思決定を行う際に求められる基本的資質の修得を目的とする。また、マーケティング活動を展開する際に重要となる外部環境や活動成果の把握、さらには積極的な財務戦略の展開に必要な経済学の知識の修得を目指す。

※教員の実務経験:経済団体における経営指導員・中小企業診断士
※実務経験をいかした教育内容:
経済団体において経営指導員・中小企業診断士として、経営計画書の策定支援に従事した経験を活かし、経済・経済政策といった外部環境要因が企業経営とどのように関わりを持つかという視点を踏まえた講義を行います。



【学習到達目標】

・経済学・経済政策に関する基本的な概念や用語を理解できている。
・経済学・経済政策に関する知識をもとに、現在の社会経済において起きている事象に対して考察することができる。



履修上の注意

・出席システムでは、通年で11回以上の出席が期末試験の受験資格となります。
・講義開始後、30分経過すると欠席とみなします。
・講義の冒頭で前回までの振り返りの小テストを実施します。
・講義後、該当する範囲の内容の課題に取り組んでもらいます。小テストは課題の中から出題します。
・受講生に対して、随時、問いかけを行います。問題意識を持ち、授業に臨む際は積極的に発言してください。
・授業中の携帯電話の操作や私語などは禁止です。



【事前準備学習】

【事前学習】
・日頃から新聞やWebの経済・経済政策に関連する記事を確認すること。
【事後学習】
・毎講義後に課題があります。小テストは課題の中から出題しますので、しっかり復習してください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『ミクロ経済学 2nd edition』 石川秀樹 中央経済社 2019
『マクロ経済学 2nd edition』 石川秀樹 中央経済社 2019
参考書は今後、より深く経済学を学びたい人や公務員試験をはじめとした各種資格試験の受験を考えている人は購入することをおすすめします。
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

評価方法
・小テスト(50点)
・学期末試験(50点)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1経済学・経済政策とは
2企業の行動
3消費者の行動
4完全競争市場
5不完全競争
6市場の失敗と政府の役割
7ミクロ経済学まとめ
8国民経済計算
9財市場
10貨幣市場
11IS-LM分析
12雇用と物価
13消費、投資、金融政策に関する理論
14国際マクロ経済
15マクロ経済学まとめ
16定期試験期間