【講義概要】
この授業は、本学のディプロマ・ポリシー【思考力・判断力・表現力】のうち「他者に対して、自分の考えを口頭や文章によって的確に伝える」能力を養う、【主体性・多様性・協働性】のうち「謙虚に学び、他者を理解・尊重して、よりよい人間関係を築く」ことを主な目的としています。
基礎セミナーでは、有意義な大学生活を送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設がありどのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの基本的な心構えを養います。特に、いずれ社会で活躍することが求められる大学生として、一般常識や仲間作り、時間管理や学習習慣の確立など、ソーシャル・スチューデントスキルと呼ばれる力を養います。また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められます。そこで、大学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などのアカデミック・スキルを身につけます。さらに、身近な課題を発見・解決するような学習（PBL）体験をします。
※COC地域志向科目
【学習到達目標】
・大学と高等学校までの違いを理解できる。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・名古屋学院大学の建学の精神と歴史が理解できる。
・名古屋学院大学の学生としての自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行できる。
・名古屋学院大学が立地する地域（熱田区・瀬戸市）に関心を持つことができる。
・大学で仲間づくりができる。
・大学生としての学習スキルを身につけることができる。
【履修上の注意】
・名古屋学院大学創立60周年の節目の年に新設された経営学部データ経営学科の第1期生である皆さんは、2024年5月25日（土）に開催される記念式典に参加して、本学の歴史やこれからの経営に必要な視点などを学びます。
・講義内容や課題に関する詳細な内容は、本科目を担当する各教員からアナウンスされますので、よく確認してください。クラスが異なると、課題が異なることなどがありますので注意してください。
・学内探検の実施日は訪問先の都合で講義回が前後することがあります。
・基礎セミナーのクラスのメンバーが、大学生活での最初の仲間になります。まずは、このクラスの中での仲間づくりが望まれます。
【事前準備学習】
本科目を受講する前に、シラバスに記載されている次回講義テーマを確認し、指定教科書の該当ページを通読するなどの事前学習に取り組みましょう。
また、受講後においても課題を含めた事後学習に取り組むことで、学んだ知識やスキルを自分自身に定着させましょう。
一般的に、2単位を取得するためには１講義につき合計6時間の学習時間を要します。講義中はもちろんのこと、事前・事後にもしっかりと学習時間を確保するよう努めましょう。
生活習慣を整えて、毎回、積極的かつ元気にこの授業に臨めるよう準備してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『2024 NGU教養スタンダード 基礎セミナー』 名古屋学院大学 基礎セミナーテキスト編集委員会編 2024
毎回、必ず持参すること。
それ以外に必要に応じて講義内に資料が配布されることがあります。 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
授業内での取り組み状況、学期中および学期末の課題内容、まちづくり提言コンペへの参画意欲や内容などを個々に評価し、総合的に判断します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 仲間を知ろう！／大切なポリシーを理解し学びの目標をたてよう！ | |
| 2 | A1 名古屋学院大学のことを知ろう！ ／学内探検 | |
| 3 | A2 充実した大学生活を送るために | |
| 4 | A3 CCSの使い方・メールの送り方 | |
| 5 | B0 大学は学問をする場 | |
| 6 | B1a 大学でのノートの取り方 | |
| 7 | B1b 文章構成の把握・要約の仕方、 B1c 論理的思考力を身につけよう | |
| 8 | 本学の歴史とこれからの経営に必要な視点を学ぶ | |
| 9 | B1d 大学（本学）での情報収集の仕方 ／社会連携センターで情報収集 | |
| 10 | B2a レポートの構成・作成の手順 | |
| 11 | B2b レポート様式の整え方、 B2c 引用の仕方・文献リストの作り方 | |
| 12 | B2d 基本的なパワーポイントの使い方 | |
| 13 | B2e プレゼンテーションの基本 | |
| 14 | B2f ディスカッションの基本 | |
| 15 | 「まちづくり提言コンペ」の提出ファイル作成・総括（春学期の振り返り） | |
| 16 | 定期試験期間 | |