名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限ファシリテーション論春A名古屋 22水谷 香織GD2324

【授業情報】

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講義概要

・ファシリテーションとは、人々の活動が容易にできるよう支援し、上手くことが運ぶよう舵取りすること。集団による問題解決、アイデア創造、教育、学習等、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味する。
・ファシリテーター(facilitator)とは、人間のあらゆる知識創造活動を支援し促進していく役割を担う人。会議で言えば進行役であり、コミュニケーションの潤滑油、助産師と例えられることもある。 
・本講義では、このファシリテーションの基礎的な知識と技術の習得を図る。具体的には、ファシリテーションの基本的な考え方、心のあり方、コミュニケーション技術、地域社会での活用事例、プロのノウハウなどを、講義、ワーク、ふりかえりから修得する。
・本講義は、現代社会学部ディプロマポリシーの【知識・技能】のうち「情報収集・分析力、論理的思考等の技能」を、また【主体性・多様性・協働性】のうち「謙虚に学び、他者を理解・尊重して、よりよい人間関係を築く」能力を培うことを目的とする。

・教員の実務経験:地域社会における合意形成のコンサルタント、ファシリテーター。(プロとして18年)
・実務経験をいかした教育内容:ファシリテーションの基本的な考え方を理解した上で、技術として使えるようにトレーニングを行う。毎回、ファシリテーションを行い、学生同士の主体的なコミュニケーションを促進することで学びを深めていく。



【学習到達目標】

・ファシリテーションの知識と技術を修得し、日常の中で実践することができる。
・あらゆる体験から気づきを得て、学びにかえることができる。
・自分らしいファシリテーションのあり方を見つけることができる。



履修上の注意

・本講義の履修を希望する者は、第1回授業「ガイダンス」に出席し、内容と進め方を理解した上で履修すること。
・ファシリテーションについて、最初は分からなくても良いが、「学びたい」「できるようになりたい」等前向きな気持ちがあること。
・毎回、グループディスカッションやファシリテーター体験などで、学生同士のコミュニケーションが発生する。
・週末等にワークショップを行う予定である。
・CCSが利用できるPC、スマホ等持参
・対面でのコミュニケーションや体験から学ぶことが多い講義のため遅刻、欠席は、原則として認めない。やむをえない場合は、教員に連絡すること。



【事前準備学習】

・事前学習として、「問いかけ」がある場合は、答を考えておくこと。
・日々の生活のなかで常にアンテナを張り巡らせて、講義で示されるテーマに関する最新の情報をチェックしておくこと。特に、新聞やテレビ、雑誌などのマスメディアだけでなく、インターネット上にある個人・団体の発信、専門家の高品質な動画、海外のサイトなどから情報収集を行い、多様な見方、意見に接していること。(90分)。
・授業後には、「ふりかえり」としてミニッツペーパーに気づきを記入すること。また、授業で習った考え方やコミュニケーション技術等は、日常生活のなかで応用しトレーニングを積むこと(90分)。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

●配点
・授業への参画  2点×15回=30点
・ふりかえり   2点×15回=30点
・授業内レポート 40点
※レポートの内容は、原則として授業内でプレゼンテーションし、質疑を経たうえで、教員からコメントを行なう。

●成績評価
・S:90~100点、A:80~89点、B:70~79点、C:60~69点

●条件
・10/15回以上の出席 
※対面でのコミュニケーションや体験から学ぶ講義のため、6回欠席した場合は不可。補講は行わない。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス
2ファシリテーションの基礎/聴く
3話し合いの場のファシリテーター体験
4話し合いの場のファシリテーターの心のあり方と技術
5ラベルワーク体験
6ラベルワークの理論と技術
7参加のプログラムデザイン
8ワークショップの準備
9ワークショップの実施(前半)
10ワークショップの実施(後半)
11ふりかえり ~気づきを学びに変える~
12ファシリテーションで一番大切なこと
13ファシリテーションの技術
14ファシリテーションの体系的理解
15私らしいファシリテーションとは?
16定期試験期間