【主題】
スポーツ薬物学
セルフメディケーションの考えのもと、自分自身の健康に責任をもち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることが広がりつつある。その一方で薬物が身近なものになり、薬物に対する自らの責任も大きくなってきている。特にスポーツ選手にとって薬物投与はドーピング行為に関連するばかりでなく、自身のパフォーマンスにも深く関わってくることである。スポーツ選手として知っておきたい薬物の知識と近年のドーピング陽性事例について詳しく調べる。また、疲労とは何か。サプリメントの摂取のあり方についてなど健康とスポーツに関連する事柄について科学的根拠をもって解明できることを目指す。
【指導方針概要】
本演習では健康・スポーツに関連する様々な疑問について考察する。ドーピンング行為はなぜ起こるのか、老人に適する運動習慣には何があるのか、機能性食品はアンチエージング効果があるのかなど健康・スポーツで近年注目される事例を中心に文献調査のほか、実験を通じて科学的根拠から探る。この演習では健康・スポーツを科学する力を身に付け、卒業論文の完成を目指す。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
テキスト | 特に指定しません。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【学生に対する希望事項】
調査、発表、レポート作成など協力して行うことが多いので遅刻をしない。