名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限ポートフォリオ・マネジメント論秋A名古屋 23外島 健嗣CT3321

【授業情報】

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講義概要

ポートフォリオ(Portfolio)を直訳すると、「紙ばさみ」「折りかばん」「書類入れ」という意味です。つまり「書類を運ぶためのケース」のことを表し、個々の書類を別々に扱うのではなく、書類全体をひとつの物として扱うという意味を持っています。ここから転じてファイナンスの領域では、金融商品の組み合わせ、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような株式や投資信託を購入しようか、どの銘柄を何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。
この講義では、リスクをコントロールしながら、リターンを高めることを目標に、株式、債券、投資信託、為替、デリバティブなどの運用手法について学習します。
なお証券会社や証券取引所等の外部講師による講義を1〜2回予定しており、その際は若干シラバスの内容は異なります。



【学習到達目標】

1.ポートフォリオに関する基本的な考え方を理解する
2.投資評価指標を計算できること



履修上の注意

例題にもとづいて計算することが多いので、欠席すると理解が難しくなるので、遅刻・欠席はしないようにお願いします。



【事前準備学習】

事前学習として、新聞・雑誌各種メディアの証券市場のニュースに目を通すこと。
特に、テレビ東京のワールドビジネスサテライトは視聴してもらいたい。
事後学習として、授業時間の2倍の時間をかけて、配布プリントの復習を確実におこなうこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書-参考書は、登録されていません。-
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業参加状況と課題提出状況を含め、平常点(50%)
期末試験:50%




【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1ガイダンス:この授業で学習する内容の詳細
2銘柄分散効果(1)インデックス・ファンドの理論
3銘柄分散効果(2)個別リストと共通リスク
4時間分散効果
5ポートフォリオ理論①理論の仮定
6ポートフォリオ理論②収益率の期待値
7ポートフォリオ理論③安全資産が存在しない場合の投資
8ポートフォリオ理論④: 安全資産が存在する場合の投資
9ポートフォリオ理論⑤:ポートフォリオの最適化
10資本資産評価モデル(1)CAPMの理論
11資本資産評価モデル(2)CAPMとベータ
12アノマリーの発見と展開
13デリバティブの応用(1):先物取引手法
14デリバティブの応用(2):オプション取引手法
15まとめ
16定期試験期間