【講義概要】
子どもの心身の健康と食生活の意義、子どもの食生活の現状と課題、栄養に関する基本的な知識、乳幼児期からの望ましい食習慣や食行動の重要性とその支援のあり方、食育の基本と内容、食物アレルギーや障がいのある子どもへの食と栄養についての理解と支援のあり方について学ぶ。
【学習到達目標】
小児期は食生活の基礎が形作られる時期であり、子どもが健康に成長するためには日々の食生活の果たす役割が重要とされています。将来保育士を目指す学生さんが、小児期の心身の発達と食生活との関連を理解した上で、根拠ある保育を実践することができるよう、「こどもの食と栄養」に関わる基礎的な知識と技術の習得を目指します。
【履修上の注意】
授業は集中講義となります。
出席回数を厳守してください。
教科書を購入して、授業に臨んでください。
【事前準備学習】
事前学習:教科書の関連ページを読み、わからない用語の意味などを調べておく。
事後学修:授業内容をまとめる。与えられた課題を行う。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『子どもの食生活 -栄養・食育・保育-』 上田玲子(編者) ななみ書房 2022年 随時紹介します。 |
参考書 | 随時紹介します。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
レポート内容及び平常点、授業態度で評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 子どもの健康と食生活の意義 | |
2 | 栄養に関する基本的知識(炭水化物、脂質、たんぱく質) | |
3 | 栄養に関する基本的知識(ビタミン、ミネラル) | |
4 | 食事摂取基準と献立作成・調理の基本 | |
5 | 乳児期の食機能の発達と成長 | |
6 | 乳児期の授乳、離乳の意義と食生活 | |
7 | 幼児期の心身の発達と食生活 | |
8 | 学童期の心身の発達と食生活、生涯発達と食生活 | |
9 | 食育の意義、目的、食育の内容・計画・評価について | |
10 | 食育教材の作成(演習) | |
11 | 食育教材の発表及び評価 | |
12 | 家庭における食事と栄養、児童福祉施設における食事と栄養 | |
13 | 疾病および体調不良の子どもへの対応 | |
14 | 食物アレルギーのある子どもへの対応 | |
15 | 障がいのある子どもへの対応 | |
16 | 定期試験期間 | |