名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
集中 国際協力実践論集春名古屋 21佐竹 眞明WY1319

【授業情報】

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講義概要

国際文化協力実習は、実習前の学習、2024年8月に予定されているフィリピン・スタディツアー実習への参加、事後に報告書づくりを行う。
 
学習は次のように行う。4月9日(火)3限曙305で、実習の概要説明を行い、授業の登録期間に参加の有無を決める。
実習参加者は国際センターにて5月上旬までに短期留学(フィリピン・スタディツアー)の申し込みを必ず行うこと。
7月2日、9日 16日(火)3限曙305で、授業に出席し、フィリピンの概要、日本との関係、フィリピン・バナナ問題を学習します。合わせて、6月25日、旅行会社による保険の説明があり、最終確認が入る可能性もあります(7月30日)。

8月18日(日)より30日(金)まで、13日間の実習に入ります。実習の詳細は講義テーマ参照。なお、費用は渡航費、宿泊費、移動費・相手への謝礼を含め、1人21万円ほどかかる予定です。6月に国際センターに支払い予定です。

9月15日(日)までに実習の記録、感想をCCSにて、教員に送付。チェックして30日(月)までに受講生に返却。直して、10月15日(火)までに教員に送付。厳守。以上で、実習は終わりです。

このプログラムは国際文化学部を対象としたプログラムです。現在世界の開発途上国では、日本政府開発援助の他にも、NGOなど多くの組織が地域開発を支援しています。この実習では、1.途上国の現状を知る。ストリートチルドレン、低所得層の住まいを訪問。2.現状に対して、生活を変えようとする動きを知る。日本の生協に無農薬バナナを供給する農民組織を訪問。3.その他、大学で学生と交流し、戦争中、被害を受けた人の声を聴く。訪問国フィリピンの経済、文化の多様性についても理解を深められます。異文化を実体験しながら、自分たちにできるミニ国際貢献についても考えます。

なお、カリキュラム改定に伴い、この科目は1年生にとっては「国際協力実習2」(2年次配当科目)に相当し、履修できない。




【学習到達目標】

1.途上国の現状を知る。
2.現状に対して、生活を変えようとする動きを知る。
3.フィリピンの学生との交流、戦争被害を知る。
4.以上を通じ、自分たちにできるミニ国際貢献を考える。



履修上の注意

4月9日(火)3限曙305で概要説明会に出席すること。登録期間に参加を決めた人は5月上旬までに国際センターにて、フィリピン・スタディツアー参加の手続きをすること。(取りやめる場合、登録期間内に授業登録を取り消すこと。)
7月2、9,16日(火)3回、曙305の事前学習会に参加。7月8日(月)~12日(金)の間、夏の集中講義の履修登録削除が可能。
8月18日(日)~30日(金)現地実習に参加。
9月15日(日)までに記録・感想を教員に提出。チェックされた原稿を30日(月)までに受け取り、手直しの上、10月15日(火)までに教員に提出。 以上、全てに取り組んだ受講生が実習参加者となる。
 教員により、現代アジア文化社会論、開発社会経済論、フィリピン語と日常世界1(前期)、同2(後期)が2024年度、前期開講される。受講生は事前学習の時間が限られるので、極力これらの授業を履修してほしい。



【事前準備学習】

授業には積極的に参加し、毎回、あらかじめの準備をしたうえでこの授業に臨めるよう事前学習・事後学習に努めること。そのためには授業時間以外に、時間と場を設けてグループ学習を推進する必要がある。事前に、TVや新聞をとおして、フィリピンに関する情報を収集すること。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『ガイドブック  地球の歩き方 フィリピン』 地球の歩き方 2024~2025
『フィリピンと日本ー戦争・ODA・政府・人々』 佐竹眞明 梨の木舎 2023
『現代フィリピンを知るための64章』 大野拓司・鈴木信隆・日下渉 明石書店 2016
指定図書一覧

評価方法

授業・実習での取り組み状況、学期中および学期末の課題内容を総合的に判断して評価をおこなう。

出席率と授業参加は重視する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
14・9 オリエンテーション、フィリピンスタディーツアーの概要
27/2 フィリピン概要を学ぶ(人口、民族、宗教、言語、歴史等)
37・9 日本との歴史 ー戦争
47.・16  日本との関係ーバナナ問題
58・19 実習 低所得者住居 訪問・交流
6 20   元ストリートチルドレン/戦争体験者
7 21   JICAー日本の援助  ボニファシオ・グローバル・シティ(富裕層)
8 22  フィリピン大学 学生・教員との交流
9 23   マリガヤハウス:フィリピーノ・ジャパニーズ・チルドレンの人権
10 24   もう一つのフィリピン BCG
11 25   (ネグロス) 歴史遺産
12 26   オルタートレード社訪問 市内観光
13 27   バナナ生産者訪問1(日本に無農薬バナナを輸出) 交流
14 28   同上
15 29 帰国 (9月15日 記録・感想提出 10月15日 再提出)
16 予備