【講義概要】
本講義では、はじめて経営学を学ぶことを念頭におき、経営学の基本的な概念や理論について学びます。最初に、経営学という学問の成り立ちや経営学において重要な影響を与えた思想などを確認します。その後、経営戦略、人的資源管理、リーダーシップなど経営学を構成する各テーマについて学ぶほか、企業の社会的責任などの今日的なテーマについても触れていきます。教科書を使用して理論習得をおこなうだけでなく、実際の企業の事例などを、適宜、紹介していくことで、より深い理解へとつなげていきます。
※教員の実務経験:経済団体における経営指導員・中小企業診断士
※実務経験をいかした教育内容:
経済団体において経営指導員・中小企業診断士として、創業支援や経営改善、事業再生などの経営支援業務に従事した経験を踏まえ、実際の支援事例なども交えた講義を行います。
【学習到達目標】
・経営学に関する基本的な概念や用語を理解できている。
・経営学に関する知識をもとに、現在の社会経済において起きている事象に対して考察することができる。
・自分自身の興味・関心のある分野に対する業界研究・企業研究に役立てることができる。
【履修上の注意】
・出席システムでは、通年で10回以上の出席が期末試験の受験資格となります。
・講義開始後、30分が経過すると欠席とみなします。
・スライドを使用した講義と質疑応答の後に、ミニッツペーパーに取り組んでいただきます。
・受講生には随時、問いかけを行います。受講に臨む際は問題意識を持ち、積極的に発言してください。
・授業中の携帯電話の操作や私語などは禁止です。
【事前準備学習】
【事前学習】
・教科書の次回の講義内容相当のページを事前に読んでおくこと。初回は特に準備をする必要はない。
・日頃から新聞やWebのビジネスに関連する記事を確認すること。
【事後学習】
・教科書を復習し、理論や用語などを確認しておくこと。
・講義で学んだ内容を現実世界での企業の取り組みと照らし合わせて確認すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『現代経営学の本質』 髙木直人 水野清文 編著 五絃舎 2023 教科書は必ず購入すること。 『現代経営学の本質』を購入しない学生は、履修をしないでください。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
評価方法
・平常点+ミニッツペーパー (60点)
・学期末試験 (40点)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 今学期の授業指針および授業内容の概略説明、経営学の学び方 | |
2 | 経営学の登場 | |
3 | 経営管理思想史(1) | |
4 | 経営管理思想史(2) | |
5 | 経営戦略 | |
6 | 経営組織 | |
7 | 企業文化 | |
8 | リーダーシップ | |
9 | 生産管理 | |
10 | 財務会計 | |
11 | 人的資源管理 | |
12 | 商業 | |
13 | マーケティング | |
14 | イノベーション | |
15 | 企業の社会的責任 | |
16 | 定期試験期間 | |