名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
4限理科教育法春A瀬戸 22後藤 孝文SM2106

【授業情報】

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講義概要

本講義では、現行の小学校学習指導要領に即して、小学校理科教育の目標や内容及び主体的・対話的で深い学びをめざすカリキュラムやその指導の在り方について学ぶ。その上で、小学校理科を指導するに当たっての心構えや指導技術の基礎・基本等、小学校理科を担当する上で必要な資質・能力の習得を目指す。なお、講義は、学校現場を想定してグループでの学びをできるだけ多く取り入れる。



【学習到達目標】

小学校理科の学習指導を担当するための基礎・基本として、次の項目についての理解と習得を目指す。
・小学校理科の目標、内容などの基本的な知識を理解する。(小学校理科の意義や特徴の理解)
・小学校理科の教材構成と子どもの自然認識について理解する。(子どもの自然認識の確認)
・小学校理科の指導計画及び指導技術の基本を習得する。(指導計画・指導技術の習得)
・小学校理科の評価のしかたを理解する。(学習評価の理解)
・小学校理科の実際の授業を構想し、学習指導案を作成する。(学習指導案づくり)



履修上の注意

本講義は、小学校理科の目標及び内容を学び、授業の在り方等、指導技術の基礎・基本を学ぶことをねらいとしている。よって、小学校教員をめざす者の心得として、積極的な講義への参加はもちろんのこと、提出物の期限を守ることや遅刻・私語・飲食・スマホ使用等、他の受講生の迷惑行為は厳禁とする。



【事前準備学習】

1.講義の際には、次週への準備として、示された課題に対し自ら文献等を調べるなどして積極的に講義に臨めるよう
にする。
2.各講義の振り返りを次週に生かせるようにする。
3.小学校理科の内容に関する基本的な知識を構造的に理解するようにする。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『小学校学習指導要領解説理科編』 文部科学省 東洋館出版社 平成30年
参考書『小学校理科を教えるために知っておきたいこと』 平田豊誠・小川博士 編著 東洋館出版社 令和4年
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

各講義の振り返り及び授業態度(60%)、レポート課題(10%)、期末試験(30%)の配分で評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1第1回:小学生に「なぜ理科を勉強するのか」と問われたら、どう答えればよいか。
2第2回:小学校の理科では、何をどこまで教えればよいか。
3第3回:小学生を理科好きにするには、どうすればよいか。
4第4回:小学生を理科好きにするには、どうすればよいか。「実験器具の正しい使い方を通して」
5第5回:エネルギー領域に興味をもたせるには、どうすればよいか。5年「ふりこのきまり」
6第6回:粒子領域に興味をもたせるには、どうすればよいか。6年「物の燃え方と空気」
7第7回:生命領域に興味をもたせるには、どうすればよいか。5年「花から実へ」
8第8回:地球領域に興味をもたせるには、どうすればよいか。6年「大地のつくり」
9第9回:理科の実験で事故を起こさないようにするためには、どうすればよいか。
10第10回:理科の授業では、ICTをどのように使えばよいか。
11第11回:理科の成績は、どうやってつけるのか。
12第12回:理科の学習指導案は、どのようにして書けばよいか。①
13第13回:理科の学習指導案をつくる。②
14第14回:理科の学習指導案をつくる。③
15第15回:理科の学習指導案を発表し合い、検討する。
16第16回:定期試験期間