【講義概要】
臨床評価実習において必要とされる知識・技術を整理し、実習にふさわしい態度について学びます。
今までの講義、演習及び実習で学んだ様々な検査・測定について、対象を理解するために、何が、どのように必要かを考え、評価する目的を再学習し、実践できるようにします。
検査・測定の目的や解釈など臨床推論能力の基礎を構築しつつ、健常者や模擬患者に対する実技を実施します。
*ディプロマポリシーに掲げた全ての項目に深く関わる総合的な科目として位置づけられ、科目履修の順序指定科目です。
【学習到達目標】
臨床評価実習Iの目的および目標到達(実習ハンドブック参照)に向けて取り組む。
【履修上の注意】
3年次春学期までに配当された学科専門科目における全ての必須科目の単位を取得していること。
原則対面(面接)授業として実施します。(遠隔授業等を併用する場合もあります)
【事前準備学習】
これまでに学習した知識、技術を整理し、統合しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『運動器障害理学療法学テキスト(改訂第3版)』 細田多穂 監修 南江堂 2021 『神経筋障害理学療法学テキスト(中枢神経障害理学療法学テキスト 改訂第3版)』 細田多穂 監修 南江堂 2018 『最新理学療法学講座 内部障害理学療法学』 高橋哲也 編著 医歯薬出版株式会社 2021 『ベッドサイドの神経の診かた』 田崎義昭 南江堂 2020 『新・徒手筋力検査法』 津山直一、中村耕三 協同医出版 『理学療法評価学 障害別・関節別評価のポイントと実際』 市橋則明 文光堂 2017 |
指定図書 | 『臨床理学療法評価法 : 臨床で即役に立つ理学療法評価法のすべて 』 西守隆 [ほか] 共著 アイペック 2015 『運動器疾患の「なぜ?」がわかる臨床解剖学』 工藤慎太郎編著/工藤慎太郎 [ほか] 執筆 医学書院 2012 『理学療法士のための6ステップ式臨床動作分析マニュアル 第2版』 黒川幸雄 [ほか] 編集 文光堂 2010 |
【評価方法】
授業態度、レポート、グループワーク、ロールプレイ、実習後報告会を通して総合的に評価する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション(臨床評価実習~総合実習と実習指導について) | |
2 | 評価とは(復習) | |
3 | 症例レポートの位置付けと書き方 | |
4 | 模擬症例を用いた症例レポートの作成 | |
5 | 実習関連書類の作成 | |
6 | 理学療法評価の実践1(形態計測) | |
7 | 理学療法評価の実践2(ROM) | |
8 | 理学療法評価の実践3(MMT) | |
9 | 理学療法評価の実践4(反射・感覚) | |
10 | 理学療法評価の実践5(運動器疾患に対する評価) | |
11 | 理学療法評価の実践6(運動器疾患患者の動作観察) | |
12 | 理学療法評価の実践7(神経系疾患に対する評価) | |
13 | 理学療法評価の実践8(神経系疾患患者の動作観察) | |
14 | 理学療法評価の実践9(内部障害疾患に対する評価) | |
15 | 理学療法評価の実践10(認知症・高次脳機能障害に対する評価) | |
16 | 定期試験期間 | |