名古屋学院大学シラバス


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シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限精神医学秋前名古屋 12佐藤 順子RL2107

【授業情報】

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講義概要

理学療法学を学ぶための基礎医学領域科目として、精神機能の障害としての精神症状や、それをもたらす精神疾患の成因や診断、治療などについて学ぶ。精神の病気は時と状況によっては誰にでも生じうるものであり、決して特殊なものではないこと、こうした病気は本人や家族に長期に渡り、苦悩をもたらすかを理解し、保健医療福祉の専門職者として精神機能障害の基礎的な知識を学び、リハビリテーションとの関係について理解を深める。特にリハビリテーション場面において遭遇する可能性の高い精神疾患のメカニズムや治療方法に重点を置く。

【学習到達目標】
1.精神障害の診断と精神症状について説明できる
(ア) 精神障害の成因と分類について説明できる
(イ) DSM-5の特徴と概要について説明できる
(ウ) 意識とその障害について説明できる
(エ) 注意・知能・性格・記憶の障害について説明できる
(オ) 感情・自我意識の障害について説明できる
(カ) 知覚の障害について説明できる
(キ) 思考の障害について説明できる
(ク) 精神医学診察方について説明できる
(ケ) 心理学的検査法の概要について説明できる
(コ) 高次脳機能障害について説明できる
2.代表的な精神疾患の特性と治療(リハビリテーション)について説明できる
(ア) 器質性精神障害の特徴と治療について説明できる
(イ) 認知症疾患の特徴について説明し、スクリーニング検査が実施できる
(ウ) 統合失調症の特徴と治療について説明できる
(エ) 気分障害の特徴と治療について説明できる
(オ) 神経症性障害の特徴と治療について説明できる
(カ) パーソナリティ障害の特徴と治療について説明できる
(キ) 幼児期・少年期・青年期の障害の特徴と治療について説明できる
(ク) アルコール依存症の特徴と治療について説明できる
3.精神医学の領域ごとに過去問を実施する



【学習到達目標】

1.精神障害の診断と精神症状について説明できる
2.代表的な精神疾患の特性と治療(リハビリテーション)について説明できる
3.精神医学の領域ごとに過去問を実施する

詳細は講義概要欄に記載する。



履修上の注意

教科書の中から、特に理学療法士に関わりのある精神障害について解説をします。認知症のスクリーニング検査の演習をします。



【事前準備学習】

◆事前学習
事前に教科書の該当箇所を読んで理解をすること。
重要事項やキーワードを確認すること。
◆事後学修
該当の分野の国家試験の過去問を解くこと。




【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 精神医学(第4版)増補版』 上野武治 医学書院 2021
参考書DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引き 医学書院
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

定期試験 80%



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1精神障害の診断と精神症状1
2精神障害の診断と精神症状2
3神経心理学-高次脳機能障害
4脳器質性精神障害
5統合失調症
6気分障害
7その他精神障害
8試験