【講義概要】
本講義はオムニバス形式で行います。内部障害系の疾患の病態およびそのリハビリテーションについての講義を行います。この講義は、学部のディプロマ・ポリシー【専門知識・技術】のうち「基礎医学領域の知識を身につける」「理学療法専門領域の知識と技術を身につける」「習得した知識と技術を用いて、理学療法評価および治療を実践できる」ことを主な目的としています。
【学習到達目標】
内部障害系の疾患の病態を理解し、そのリハビリテーションの流れを説明できるようになる。
【履修上の注意】
短時間で幅広い分野を学習するため、欠席すると十分な理解ができなくなります。できるだけ休まず出席してください。
原則対面(面接)授業として実施します。(状況により遠隔授業等を併用する場合があります)
【事前準備学習】
呼吸、循環、代謝分野に必要な解剖学、生理学、運動学などの基礎知識を整理しておくこと。また、これまで学習した専門科目を復習しておくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『最新理学療法学講座 内部障害理学療法学』 高橋哲也 編著 医歯薬出版株式会社 2021 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | 『カラー版呼吸のしくみとその管理 (エキスパートナースMOOK:33)』 赤柴恒人編 照林社/小学館 (発売) 1999 『呼吸器 第1版 (病気がみえる:v. 4)』 医療情報科学研究所編 Medic Media 2007 『糖尿病・代謝・内分泌 第2版 (病気がみえる:vol.3)』 医療情報科学研究所編 メディックメディア 2008 『循環器 第2版 (病気がみえる:v. 2)』 医療情報科学研究所編 Medic Media 2008 |
【評価方法】
試験、平常点、授業態度などを総合的に評価します。
各試験の受験資格として、原則3分の2以上の授業への出席が必要です。
1.試験は{(試験1)×1/3+(試験2)×2/3}≧60%かつ各試験の得点率50%以上を合格とする。
2.それぞれの担当分の成績は、試験成績を100%として最大15%まで授業態度を加味して減点する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 内部障害総論 | |
2 | 心不全 | |
3 | 虚血性心疾患 | |
4 | 大動脈疾患および末梢動脈疾患 | |
5 | 不整脈と心電図の診かた | |
6 | 心臓リハビリテーション(総論) | |
7 | 試験1(循環器系の分野) | |
8 | 呼吸器の解剖・生理 | |
9 | 呼吸器疾患と在宅酸素療法 | |
10 | 呼吸機能評価 | |
11 | 呼吸理学療法に必要な評価 | |
12 | 代謝障害と糖尿病 | |
13 | 腎臓の解剖と生理と腎疾患 | |
14 | がんのリハビリテーション(総論) | |
15 | 試験2(総論・呼吸器・代謝・腎臓・がん分野) | |
16 | 定期試験期間 | |