【講義概要】
中枢神経系及び末梢神経機能障害の知識を元に、運動機能障害の評価、神経学的検査法、意識障害、痴呆・高次脳機能、姿勢調節機能や中枢性運動麻痺あるいは、各種検査法から得られる情報をもとに障害特有の病態を考慮した問題点抽出法、目標設定法、考察方法、治療プログラム立案までのプロセスを学習する。
［中枢神経系］中枢神経系の知識を元に、運動機能障害の評価、神経学的検査法、意識障害、認知症・高次脳機能、姿勢調節機能や中枢性運動麻痺あるいは、各種検査法から得られる情報をもとに障害特有の病態を考慮した問題点抽出法、目標設定法、考察方法、治療プログラム立案までのプロセスを演習する。
＊この授業は，リハビリテーション学部のディプロマ・ポリシー【知識・技能】の「1）人間、社会、文化、自然などに関する幅広い知識を身につける。2）基礎医学領域の知識ならびにそれに基づく理学療法学と関連する専門領域の知識と技術を身につける。3）修得した知識と技術を用いて、指導者の指導助言のもとで患者・利用者本位の基本的理学療法を実践できる。4）最新の情報を収集・分析して理解し、論理的に思考する能力と技能を身につける。」，能力を養うことを主な目的としている。またカリキュラム・ポリシー【教育内容】の「学科専門教育科目は、≪専門基礎科目≫、≪専門実践科目≫、≪実践連携科目≫で構成しており、系統的・体系的に科目を履修する。」に相当する。
【学習到達目標】
中枢神経系機能障害，末梢神経系機能障害に対する運動療法技術を理解し，それらの技術を演習することでより基本的な技術を習得する。
【履修上の注意】
実技を行いますので，動きやすい服装で臨むこと。
非対面授業週の講義の運用方法について
CCSを活用した基本型授業とTV会議システム（Teams等）を併用して実施します
【事前準備学習】
解剖学、生理学、運動学、脳神経内科学などをしっかり復習しておくこと
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『神経筋障害理学療法学テキスト(中枢神経障害理学療法学テキスト 改訂第3版)』 監修 細田多穂 南江堂 2018 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点，課題レポート、試験などにて評価する。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 脳血管障害の理学療法① SIASによる包括的評価 | |
| 2 | 脳血管障害の理学療法② 予後予測 | |
| 3 | 脳血管障害の理学療法③ 病期別理学療法（急性期） | |
| 4 | 脳血管障害の理学療法④ ポジショニング，離床 | |
| 5 | 脳血管障害の理学療法⑤ 病期別理学療法（回復期） | |
| 6 | 脳血管障害の理学療法⑥ 神経筋再教育，基本的動作練習 | |
| 7 | 脳血管障害の理学療法⑦ 病期別理学療法（生活期） | |
| 8 | 脳血管障害の理学療法⑧ ADL障害への対応 | |
| 9 | 脳血管障害の理学療法⑨ 高次脳機能障害の理解 | |
| 10 | 脳血管障害の理学療法⑩ 高次脳機能障害への対応 | |
| 11 | 脊髄損傷（評価復習・床上動作・移乗動作実技） | |
| 12 | 脊髄損傷（車いす動作実技） | |
| 13 | パーキンソン病・運動失調の理学療法 | |
| 14 | 移乗介助動作 | |
| 15 | 試験 | |
| 16 | FB | |