【講義概要】
民法における「債権総論」の分野を、項目ごとに学説・判例・条文解釈の進展、さらに法改正を学んで行く。教員からのモデル発表、質疑応答、グループでの発表、個人発表などを組み合わせて、発表・議論のスキルを徐々に磨いていく。そのなかで、チームワーク、コミュニケーションなどの就活力を向上させていく。
扱う項目は、ゼミ生の関心に応じて、決めていきます。就職に向けた力をつけていくため、適宜、グループディスカッション・模擬裁判にも取組んでいってもらいます。なお、講義計画で示しているスケジュールは、進捗をみつつ調整を行ないます。
【学習到達目標】
毎回の講義テーマで扱う項目・論点について、それに関わる条文とその解釈について発展的知識が定着している(法的知識の獲得)。応用的なケースについて、どのような点が争点となり、どの制度・条文が適用されるかを考察して、指摘できるようになる(多面的な調査・分析能力)。それらのことを、自分のことばでより長い記述および一定時間で口頭説明できるようになる(コミュニケーション能力)。社会人として必要であり、就活においてもアピールできる「チームワーク力」を身につける。
【履修上の注意】
ゼミでは、真摯な受講姿勢が、学修の楽しさと有意義な結果につながっていきます。個々のと努力とチームワークの双方を意識して臨んでください。
【事前準備学習】
事前学習として、講義テーマにしたがった教科書予習。事後学習として、授業の要点を教科書で確認して適宜問題演習に取組んで復習を行ない、適宜課題提出を行なう。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『新基本民法 債権編(第2版)』 大村敦志 有斐閣 2019 『民法の全条文:体系から学ぶ条文集』 大久保紀彦 三恵社 2024 教科書2冊を用意し、条文集へ書込み・マーカーをして、条文理解を深めていってもらいたい。 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
予習課題(予習CCSミニッツペーパー・発表資料準備CCSレポート)20点
復習課題(復習CCSミニッツペーパーなど)30点
授業内発表と質疑・議論 40点
さらに、各ゼミ生の努力と取組み姿勢をプラス(場合によりマイナス)要素として総合的に評価します。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス 授業予定と自己紹介 | |
2 | 担当教員によるモデル発表 | |
3 | 発表1 | |
4 | 発表2 | |
5 | 発表3 | |
6 | 発表4 | |
7 | 発表5 | |
8 | 中間まとめ | |
9 | 発表6 | |
10 | 発表7 | |
11 | 発表8 | |
12 | 発表9 | |
13 | 発表10 | |
14 | 発表11 | |
15 | 総まとめ | |
16 | 定期試験期間 | |