【講義概要】
基礎セミナーでは、有意義な大学生活を送るために、名古屋学院大学とはどんな大学か、学部にはどんな先生がいるか、学内にはどんな施設がありどのように利用するかを知るとともに、学生生活を送るうえでの基本的な心構えを養います。特に、いずれ社会で活躍することが求められる大学生として、一般常識や仲間作り、時間管理や学習習慣の確立など、ソーシャル・スチューデントスキルと呼ばれる力を養います。また大学では、自分で調べ、考え、整理し、論理的に文章をまとめることが求められます。そこで、大学での学習方法、レポートの書き方、個人やグループで行う発表方法などのアカデミック・スキルを身につけます。さらに、身近な課題を発見・解決するような学習(PBL)体験をします。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシーの中で、「情報収集・分析力、論理的思考力等の技能を身に付ける」ことを主な目的としています。
とくに法律専門科目は、毎回の復習が必要となります。基礎セミナーにおいて、復習の方法などをゼミ生の仲間とともに身につけていってもらいます。
【学習到達目標】
・大学と高等学校までの違いを理解できる。
・大学生活における自己管理、学修を優先した時間管理ができる。
・名古屋学院大学の建学の精神と歴史が理解できる。
・名古屋学院大学の学生として自覚を持ち、キャンパスの中でのマナーを知り、実行できる。
・名古屋学院大学が立地する地域(熱田区・瀬戸市)に関心を持つことができる。
・大学で仲間づくりができる。
・大学生としての学習スキルを身につけることができる。
【履修上の注意】
・毎回の授業に関する詳細な内容は、各教員からアナウンスされるので、よく確認してください。
・基礎セミナーのクラスのメンバーが、大学生活での最初の仲間になります。まずは、このクラスの中での仲間づくりが望まれます。
・新型コロナウィルスの感染状況によっては、非対面のオンライン授業(Office365のTeamsとCCSを併用した遠隔授業)になることがあります。
【事前準備学習】
生活習慣を整えて、毎回、積極的かつ元気にこの授業に臨めるよう準備してください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『2024 NGU 教養スタンダード 基礎セミナー』 名古屋学院大学 基礎セミナーテキスト編集委員会編 2023 『2024法学検定問題集ベーシック』 法学検定試験委員会 商事法務 2024 |
参考書 | それ以外に、必要な資料や書物を指定する場合があります。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
ミニッツペーパー等の課題提出(30%)
授業での発言・傾聴、発表・質疑での発言(40%)
ポートフォリオの作成・提出(30%)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ゼミで仲間をつくろう。あなたはチームに貢献できる人になれるか?仲間に関心を持とう。 | |
2 | 講義の受け方1「講義がわからなかった」ではなくキーワードを3つあげて、家族に説明できるか。 | |
3 | 図書館の使い方。法律・判例データベースの使い方 | |
4 | 講義の受け方2「大学でのノートの取り方」見開き2ページ。後から書き込んだり、カラー。復習。 | |
5 | 法学部生が身につけるべき論理的思考力とは。論理的文章、論理的発言とは? | |
6 | B0 大学は学問をする場 | |
7 | B1b 文章構成の把握・要約の仕方 | |
8 | B1d 大学(本学)での情報収集の仕方 | |
9 | B2a レポートの構成・作成の手順 | |
10 | B2b レポート様式の整え方 | |
11 | B2c 引用の仕方・文献リストの作り方 | |
12 | B2d 基本的なパワーポイントの使い方 | |
13 | B2e プレゼンテーションの基本 | |
14 | B2f ディスカッションの基本 | |
15 | 春学期の振り返りとこれから取り組むこと | |
16 | 定期試験期間 | |