名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限マーケティングリサーチ春A名古屋 22松本 義宏CS2334

【授業情報】

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講義概要

マーケティングリサーチとは、企業が動的な経営環境の中で、意思決定をするための根拠を、科学的な方法によって導き出す活動です。本講義では、マーケティングリサーチの役割を理解し、さらに調査方法、調査票の作成、サンプリングの問題、データ処理とその分析を通して、企業経営における意思決定に必要なマーケティングリサーチの基礎的知識を身につけることを到達目標とします。
なおこの科目はカリキュラムポリシーの「キリスト教主義に基づいた豊かな人格の形成、社会生活に必要な知識や技能の修得、成熟した市民としての教養の獲得」を目標としており、ディプロマポリシーの関連項目は以下のとおりです。
知識・技能
1. 人流通・マーケティング、会計、経営、金融・財務、スポーツマネジメントなど、商学における高度な学術理論およびその実践について学修し、企業や消費者および市場が直面する諸問題の本質を正しく理解することができる。
2. 修得した知識や技能を活用して、実際のビジネスや企業経営ならびにスポーツマネジメントに関する諸問題に対する解決策を探求する能力を身につけることができる。
思考力・判断力・表現力
1. 実際のビジネスや企業経営ならびにスポーツマネジメントについて、自ら課題を見つけて解決していくために必要な思考力・判断力・行動力を身につけることができる。
2. 自己の課題解決に対する取り組みおよびその成果を論理的に他者に説明することができる。



【学習到達目標】

マーケティングリサーチによってビジネスに関連する現象を科学的に解き明かし、客観的な意思決定を導くために必要な因果関係を知る方法を身につけている。



履修上の注意

マーケティングリサーチを理解するためには、統計学の知識が必要となる。本講義を受講するにあたっては統計学の基礎的な知識を習得していることが望ましいです。
科目内容を理解し、「できるようになる」ことを意識して、積極的な姿勢で受講してください。
なお、本科目(2単位)を取得するためには、1講義につき合計6時間の学習時間を要すため、講義毎、事前・事後の学習時間を確保しましょう。



【事前準備学習】

受講前は、次回の講義に関連する事柄について調べ学習しましょう。 受講後は、学びを深め定着させるために復習しましょう。 講義担当教員から課題が提示された場合には、指定された期日までに指定された方法で提出しましょう。 日頃から社会・経済に関わる問題に注意して、興味を持つようにしましょう。物事を多角的な視点から捉えるようにしましょう。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書-教科書は、登録されていません。-
参考書『1からのマーケティング分析』 恩藏直人・富田健司編著 碩学舎 2011
『現代マーケティング・リサーチ-市場を読み解くデータ分析』 照井伸彦・佐藤忠彦著 有斐閣 2013
『新・社会調査へのアプローチ―論理と方法』 大谷信介・後藤範章・小松洋 ・木下栄二編著 ミネルヴァ書房 2013
『マーケティングリサーチの論理と技法 第4版』 上田拓治 日本評論社 2010
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業内の課題(30%)、課題レポート(70%)



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1オリエンテーション、マーケティングリサーチを学ぶ目的について
2企業経営における「情報」の役割
3マーケティングリサーチの定義と対象領域
4マーケティングデータの分類
5マーケティングリサーチプロセス1 背景・課題・調査目的の設定
6マーケティングリサーチプロセス2 ①調査手法の分類
7マーケティングリサーチプロセス2 ②定量調査
8マーケティングリサーチプロセス2 ③定性調査
9マーケティングリサーチプロセス3 ①調査対象の分類と決定条件
10マーケティングリサーチプロセス3 ②調査対象の抽出手法
11マーケティングリサーチプロセス4 ①調査票フォームの決定
12マーケティングリサーチプロセス4 ②質問項目の検討
13マーケティングリサーチプロセス5 ①収集データの集計
14マーケティングリサーチプロセス5 ②収集データの定量分析
15マーケティングリサーチプロセス5 ③収集データの定性分析
16定期試験期間