名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
1限工業簿記2秋A名古屋 22林 慶雲CS2343

【授業情報】

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講義概要

 工業簿記とは、自動車やパソコン、家具などのモノを作っている会社、つまり製造業で用いられる簿記を指す。商業簿記との大きな違いは、自分の会社で販売するモノを作るという点にある。商業簿記では、仕入れた商品を販売するだけというシンプルな流れであるが、工業簿記では、調達してきた材料に手を加えて製品を作るという過程がある。
 工業簿記の一番の目的は、自社で作った製品の原価を計算することにある。本講義では、工業簿記2級レベルの基礎について学習する。原価計算方法について総合原価計算と標準原価計算を取り上げる。



【学習到達目標】

総合原価計算の計算および記録が自由にできる。



履修上の注意

学習到達目標に向けて、毎回の授業において課題(計算・記録)を出します。



【事前準備学習】

工業簿記の基礎を学習しておいてください。毎回の講義の復習も怠らないようにしてください。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『『検定簿記講義/2級工業簿記(2023年度版)』』 岡本清・廣本敏郎 中央経済社 2023
参考書『『検定簿記ワークブック/2級工業簿記(2022年度版)』』 岡本清・広本敏郎 中央経済社 2022
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

平常点と定期試験



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1工業簿記のしくみ
2原価の基礎概念
3総合原価計算の特徴
4月末仕掛品の評価(平均法)
5月末仕掛品の評価(先入先出法)
6総合原価計算の記帳
7総合原価計算と減損
8追加材料の投入
9等級別総合原価計算
10組別総合原価計算
11工程別総合原価計算
12標準原価計算の意義・手続
13標準原価の勘定記入
14原価差異の会計処理
15まとめ
16定期試験期間