【講義概要】
暦年齢にともなうヒトの形態・機能の変化,すなわち発育・発達について講義する.加齢による身体的変化についても紹介する.
発育発達に伴う運動技能の発達.体力変化(老化も一部含む)について講義し,現代社会における発育発達期における,体力や運動能力,そして健康生活の問題点についても講義を行う.
【学習到達目標】
身体の発育・発達,加齢による変化の知識を身につけるとともに,それらの変化に見合ったスポーツ,運動の在り方について検討できる能力を身につけることも目標とする.
また,現代社会のこども達が抱える体力,運動能力,健康生活に関する現状と問題点を理解する.
【履修上の注意】
出席は大前提.授業の内容をしっかり理解する努力をして下さい.
【事前準備学習】
毎回の授業に関して必ず復習をしてください.
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | -教科書は、登録されていません。- |
参考書 | 『ヒトの成長と発達』 山口規容子,早川 浩 訳 メディカル・サイエンス・インターナショナル 2001 『からだの発達』 高石昌弘,樋口 満,小島武次 大修館書店 1981 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点・授業内でのレポート・小テスト(30%),定期試験(70%)
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | ガイダンス,発育・発達・老化の定義 | |
2 | 発育・発達・老化の定義,発育発達研究の意義 | |
3 | ヒトの発育過程,発育速度曲線の理解 | |
4 | スキャモンの発育曲線,発育・発達の概観 | |
5 | 発育発達への影響要因 | |
6 | 身体の発育:長育,量育,幅育,周育 | |
7 | 身体組成測定法とその変化 | |
8 | 体型・姿勢の変化 | |
9 | 骨の発育 | |
10 | 機能発達の経過~筋力の発達 | |
11 | 機能発達の経過~呼吸循環器系の発達 | |
12 | 機能発達の経過~神経系の発達 | |
13 | ゴールデンエイジ | |
14 | 近年のこども達の体力低下問題 | |
15 | 授業の振り返りとまとめ | |
16 | 定期試験期間 | |