【講義概要】
毎日の生活を健康に過ごすことはヒトの一生を通しての重要な課題である。
児童期、青年期、中年期、壮年期、高齢期と様々なライフステージで多くの健康課題が存在する。
本授業では健康の定義や健康に関連する様々な要因、および社会的施策などの理解を通して、総合的に健康を理解する。
また、個別の健康問題および健康に関係する科学的知見の概要について解説することにより、今後受講する多くの授業の基礎をつくることをねらいとしている。
この授業は、本学のディプロマ・ポリシーのうち以下の能力を養うことを主な目的としています。
【知識・技能】
・人体の構造と機能やスポーツ・健康に関する基本的知識を理解し、その概要を説明することができる。
・健康や体力の維持向上に対する運動の効果について理解し、その機序を説明することができる。
【思考力・判断力・表現力】
・社会におけるスポーツや健康に関する課題の実態を把握し、その関連要因、解決方法あるいは改善策を提示することがで
きる。
【主体性・多様性・協働性】
・スポーツや健康に関する情報を積極的かつ広範に求める態度を身につけている。
【学習到達目標】
一般的な健康観を理解する。
「健康」に関係する諸要因の概要を理解する。
【履修上の注意】
本授業の趣旨を理解し、積極的に健康問題に関する情報に目を向け、自ら詳細を調べるように心がける。
【事前準備学習】
これまでに学習した保健体育の内容を振り返る。教科書やノートを確認する。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | －教科書は、登録されていません。－ |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
期末試験、平常点、授業態度にて評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | ガイダンス、「健康」とは | |
| 2 | 生きている仕組み，身体の構造と機能 | |
| 3 | 病気の成り立ち，健康診断 | |
| 4 | 身体組成と運動，栄養 | |
| 5 | 心臓と血管，呼吸循環の仕組みとはたらき | |
| 6 | 筋肉，骨の機能と代謝の基本 | |
| 7 | 健康の三要素と生活習慣病の危険因子 | |
| 8 | 適切な運動習慣と生活習慣病の予防 | |
| 9 | こころの健康の現状と課題 | |
| 10 | こころの健康の維持・回復方法 | |
| 11 | 成長と体力、トレーニング | |
| 12 | 発育発達と関連要因 | |
| 13 | 健康管理と体調管理 | |
| 14 | 加齢と体力、トレーニング | |
| 15 | 運動・スポーツの功罪 | |
| 16 | 定期試験期間 | |