【講義概要】
この授業では、古代から中世・近代・現代へと至る人類の歴史の中で、人々がどのようにスポーツ文化を発展させてきたかについて歴史的に学ぶ。特に古代オリンピックから近代オリンピックへの変遷と現代オリンピック大会の課題を扱う。また各国のスポーツ文化について映画や映像を通して学ぶ。毎回の授業では、講義のみならず関連する映画などの映像を視聴することで理解を深める。授業最後に小テストを行うことを通して授業内容の理解度について確認する。
【学習到達目標】
学修到達の目標は以下のとおりである。
①各国のスポーツ文化を学ぶことを通して、その歴史・社会的な価値や意義を深く理解することができる。
②現代スポーツ界で起る様々な問題に関する批判的視点を持つことができる。
【履修上の注意】
授業にはただ受け身的に参加するのではなく、積極的な授業参加を期待する。授業開始後に教室に来た場合には遅刻扱いとし、小テスト点から1点減点する。授業開始30分までに来た学生は遅刻扱いとし、それ以降に教室に来た学生は欠席扱いになる。公共交通機関の遅れによる遅刻や欠席については遅延証明書などの提出があれば考慮する。
【事前準備学習】
受講前にはシラバスや参考書、以前の授業資料を読むこと。授業後には、小テストに解答し、授業資料の内容を復習すること。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 特に教科書は指定しない。授業中に参考資料を適宜配布する。 |
参考書 | 『体育・スポーツ史概論』 木村吉次編 市村出版 2015 『スポーツで読むアジア』 平井肇編 世界思想社 2000 『スポーツ文化を学ぶ人のために』 井上俊・亀山佳明 編 世界思想社 1999 授業内容の理解とレポート作成のため、それぞれの参考書が有益である。 |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
授業回数の2/3以上の出席が評価を受ける条件となる。
その条件をクリアした上で、最終レポート(40%)、小テスト(60%)による総合で評定する。
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | オリエンテーション:企業スポーツの衰退とプロスポーツの誕生 | |
2 | ヨーロッパのスポーツクラブ | |
3 | イギリスのスポーツ文化 | |
4 | アメリカのスポーツ文化 | |
5 | ニュージーランドのスポーツ文化 | |
6 | 韓国・在日のスポーツ文化 | |
7 | 南アフリカのスポーツ文化 | |
8 | ブラジルのスポーツ文化 | |
9 | アイルランドのスポーツ | |
10 | スポーツブランド | |
11 | 古代オリンピックの歴史 | |
12 | 近代オリンピックの歴史と発展 | |
13 | サッカーの歴史と発展 | |
14 | 相撲の歴史と文化 | |
15 | 柔道の歴史と古武術のスポーツ活動への応用 | |
16 | 定期試験期間 | |