【講義概要】
適切な日常生活活動の訓練及び指導ができるよう、基本的な技術や手法について学ぶ。まず、一般的な動作訓練及び指導について実習し、続いて代表的な障害について各論的な評価と訓練及び指導の実技を行う。また、応用行動分析の観点から生活行動の評価及びその分析方法、さらには行動修正の技術と方法についての実技も行う。
*この授業は,リハビリテーション学部のディプロマ・ポリシー【知識・技能】の「1)人間、社会、文化、自然などに関する幅広い知識を身につける。2)基礎医学領域の知識ならびにそれに基づく理学療法学と関連する専門領域の知識と技術を身につける。3)修得した知識と技術を用いて、指導者の指導助言のもとで患者・利用者本位の基本的理学療法を実践できる。4)最新の情報を収集・分析して理解し、論理的に思考する能力と技能を身につける。」,能力を養うことを主な目的としている。またカリキュラム・ポリシー【教育内容】の「学科専門教育科目は、≪専門基礎科目≫、≪専門実践科目≫、≪実践連携科目≫で構成しており、系統的・体系的に科目を履修する。」に相当する。
【学習到達目標】
各障害に応じた日常生活活動について理解し,実際に指導できる。
【履修上の注意】
動作技術の実習を行うため,動きやすい服装とする
非対面授業週の講義の運用方法について
CCSを活用した基本型授業とTV会議システム(Teams等)を併用して実施します
【事前準備学習】
解剖学、運動学、各種疾患の特徴事前学習すること,2年次の日常生活動作を復習すること
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書 | 『標準理学療法学 日常生活活動学・生活環境学 第5版』 編集 鶴見隆正 医学書院 2017年 資料配布 |
参考書 | -参考書は、登録されていません。- |
指定図書 | -指定図書は、登録されていません。- |
【評価方法】
平常点,課題レポート,試験などで評価する
【講義テーマ】
回数 | テーマ | テーマURL |
1 | 演習・日常生活動作概論(基本動作:寝返り) | |
2 | 演習・日常生活動作概論(基本動作:起き上がり) | |
3 | 演習・日常生活動作概論(基本動作:立ち上がり) | |
4 | 演習・日常生活動作概論(基本動作:歩行) | |
5 | 演習・日常生活動作概論(移乗動作) | |
6 | 演習・日常生活動作概論(片麻痺:寝返り動作) | |
7 | 演習・日常生活動作各論(片麻痺:起き上がり動作) | |
8 | 演習・日常生活動作各論(片麻痺:立ち上がり動作) | |
9 | 演習・日常生活動作各論(片麻痺:歩行) | |
10 | 中間試験・授業 | |
11 | 演習・日常生活動作各論(関節リウマチ) | |
12 | 演習・日常生活動作各論(人工股関節術後THA) | |
13 | 演習・日常生活動作各論(脊髄損傷:寝返り、起き上がり動作) | |
14 | 演習・日常生活動作各論(脊髄損傷:移乗、車椅子動作) | |
15 | 演習・日常生活動作各論(下肢切断・筋ジストロフィー症) | |
16 | 定期試験期間 | |