名古屋学院大学シラバス


                シラバス

シラバス 詳細

【時間割】

学期曜日時限科目名開講期キャンパスペア単位年次教員名科目ナンバー
3限物理療法学演習春B名古屋木413日比野 ・渡邊RL3111
4限物理療法学演習春B名古屋木313日比野 ・渡邊RL3111

【授業情報】

表示する



講義概要

物理療法学の講義で学んだ知識を元に、各物理療法機器の特徴・適応疾患・禁忌事項について理解を促し、臨床で応用する手技・能力を修得する。また科学的思考に基づいて物理療法を選定し、使用できる能力を身につけるために、実験実習を通じて物理的エネルギーの生体への影響を検討する。
この授業は、本学部のディプロマ・ポリシーのうち【思考力・判断力・表現力】の「生起する様々な課題を正確に理解し、自らそれを解決するための方策を考えることができる。」こと、また【主体性・多様性・協働性】の「学修成果を活用し、他者と協働して問題解決に向けて行動することができる。」ことを目的とする。



【学習到達目標】

各物理療法機器の基本的構造と治療目的を説明できる。
各物理療法機器を安全に使用するためのリスク管理を説明できる。
各物理療法機器の操作手順を理解し、安全に実施できる。
各物理的刺激による生体反応を説明できる。



履修上の注意

物理療法学で学んだ各物理的刺激の性質を理解し、生体反応や適切な使用法を学習すること。
原則対面(面接)授業として実施します。ただし、諸般の事情により、必要に応じて授業実施方法を変更する場合があります。



【事前準備学習】

物理療法学で学んだ各物理的エネルギーによる生体反応を再確認し、各種物理療法ツールの使用方法、注意事項、禁忌について学習しておくこと。



【教材】

※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
  図書は図書館に置いてあり、1週間借りることができます。(一部貸出不可の図書もあります。)
教科書『理学療法学講座 物理療法学』 烏野 大 編集 医歯薬出版 2021
参考書『EBM物理療法』 渡部 一郎 監訳 医歯薬出版 2015
『標準理学療法学「物理療法学」』 網本 和 編集 医学書院 2020
『シンプル理学療法学シリーズ物理療法学テキスト』 細田 多穂 監修 南江堂 2013
『理学療法学テキスト「物理療法学」』 千住 秀明 監修 神陵文庫 2009
指定図書-指定図書は、登録されていません。-

評価方法

授業に対する積極性、実習レポート、試験などにより総合的に評価する。



【講義テーマ】

回数テーマテーマURL
1物理療法総論
2温熱療法の概要
3温熱療法の実際1 表在熱(ホットパック)
4温熱療法の実際2 表在熱(近赤外線)
5温熱療法の実際3 表在熱(遠赤外線)
6温熱療法の実際4 皮膚温度への影響
7高周波療法の概要
8電磁波療法の実際1 極超短波
9電磁波療法の実際2 照射距離による影響
10電磁波療法の実際3 皮膚温度への影響
11超音波療法の実際1 超音波
12超音波療法の実際2 周波数による影響
13寒冷療法の概要
14寒冷療法の実際1 コールドパック
15寒冷療法の実際2 アイスパック
16寒冷療法の実際3 極低温療法
17寒冷療法の実際4 感覚への影響
18寒冷療法の実際5 皮膚温度への影響
19水治療法の概要
20水治療法の実際1 温水浴
21水治療法の実際2 部分浴
22水治療法の実際3 渦流浴
23電気刺激療法の概要
24電気刺激療法の実際1 経皮的電気的神経刺激法
25電気刺激療法の実際2 刺激条件による影響
26電気刺激療法の実際3 感覚への影響
27機械的刺激療法の概要
28牽引療法の実際1 腰椎牽引
29牽引療法の実際2 牽引肢位の違いによる影響
30牽引療法の実際3 柔軟性への影響
31演習まとめ
32授業総括及び試験