【講義概要】
本講義はオムニバス形式で行います。医学モデルから生活モデルへの転換を含めて、実生活の場で対象者支援を行うために必要な基本的知識、リハビリテーションに関係する生活支援に関する諸制度、福祉用具、住環境や生活環境整備、住宅改修について講義します。また、地域包括ケアシステム、介護予防、健康増進、さらには災害時支援・国際支援と視野を広げた医療機関以外での活動についても講義します。この講義は、学部のディプロマ・ポリシー【理学療法を学ぶ学生としての態度】のうち「理学療法士の社会的責任を理解して行動できる」「恊働意思決定の重要性を理解し、対象者本位の理学療法が提案できる」、【専門知識・技術】のうち「専門職として必要とされる観る力、聴く力、伝える力を身につける」「基礎医学領域の知識を身につける」「理学療法専門領域の知識と技術を身につける」、【問題解決能力・科学的探究心】のうち「最新の情報を収集、理解できる能力を身につける」ことを主な目的としています。
【学習到達目標】
医学モデルから生活モデルへの転換を含めて、実生活の場で対象者支援を行うために必要な基本的知識が説明できる。リハビリテーションに関係する生活支援に関する諸制度、福祉用具、住環境や生活環境整備、住宅改修について説明できる。また、地域包括ケアシステム、介護予防、健康増進、さらには災害時支援・国際支援と視野を広げた医療機関以外での活動について説明できる。
【履修上の注意】
授業の復習を行い、理解を深めること。
原則対面（面接）授業として実施します。（遠隔授業等を併用する場合があります）
【事前準備学習】
教科書にある講義テーマに関連する部分を事前に読んでおくこと。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | 『標準理学療法学 日常生活活動学・生活環境学 第6版』 シリーズ監修 奈良 勲 医学書院 2021 |
| 参考書 | －参考書は、登録されていません。－ |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
試験、平常点、授業態度などを総合的に評価します。
各試験の受験資格として、原則3分の2以上の授業への出席が必要です。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 総論と社会保障制度 | |
| 2 | 介護保険制度 | |
| 3 | 障がい者総合支援法 | |
| 4 | 地域包括ケアシステム | |
| 5 | 介護予防 | |
| 6 | 健康増進 | |
| 7 | 災害時支援・国際支援 | |
| 8 | 試験１ | |
| 9 | 身体障がいと日常生活活動 | |
| 10 | 福祉用具の導入（移乗用具・機器） | |
| 11 | 福祉用具の導入（車いす） | |
| 12 | 福祉用具の導入（入浴と排泄関連用具・他） | |
| 13 | 住環境整備 | |
| 14 | 身体障がいによる住宅改修 | |
| 15 | 試験２ | |
| 16 | 定期試験期間 | |