【講義概要】
公衆衛生学は、人々の疾病予防と健康の保持増進を図ることを目的としています。
講義では、社会や環境の在り方が、人々の健康に対して、どのように影響しているか、また、人々の健康を保持・増進していくには、社会や環境がどのような仕組みや状態でなければならないかについて理解を深めます。
医療専門家として、あらゆる健康問題に対して科学的根拠に基づく課題解決を実践するための基礎となる知識の修得を目指します。
【学習到達目標】
1. 人々の健康の維持・増進と社会および環境の関わりを説明できる。
2. 疫学・保健統計の手法と指標の意義について説明できる。
3. 疾病予防と健康管理の在り方について説明できる。
4. 保健・医療・福祉に関わる各種制度と関連法規について説明できる。
5. 社会情勢に対応した、医療専門家として取り組むべき課題と役割が説明できる。
【履修上の注意】
指定教科書を使用せず、Powerpointスライドの配布資料を毎回配布します。
授業中の私語・居眠りなどは厳しく評価します。
やむを得ない理由以外は毎回必ず出席してください。
【事前準備学習】
普段から授業内容に関連する時事問題について関心を持つようにしてください。
授業後は復習を行ってください。
【教材】
※指定図書は担当教員が、学生が必読すべきものとして指定する図書のことです。
図書は図書館に置いてあり、１週間借りることができます。（一部貸出不可の図書もあります。）
| 教科書 | －教科書は、登録されていません。－ |
| 参考書 | 『国民衛生の動向』 厚生労働統計協会 2022/2023
『シンプル衛生・公衆衛生学』 辻一郎 他 南江堂 2023
『公衆衛生がみえる』 メディックメディア 2022-2023 |
| 指定図書 | －指定図書は、登録されていません。－ |
【評価方法】
平常点20点、試験80点の100点満点で評価します。
【講義テーマ】
| 回数 | テーマ | テーマURL |
| 1 | 公衆衛生学の意義 | |
| 2 | 健康指標と保健統計 | |
| 3 | 疫学の方法 | |
| 4 | 環境と健康(1) | |
| 5 | 環境と健康(2) | |
| 6 | 主な疾病と予防対策 | |
| 7 | 食品保健 | |
| 8 | 医療制度と医療政策 | |
| 9 | 高齢者保健・介護保険 | |
| 10 | 衛生行政のしくみと地域保健・社会福祉 | |
| 11 | 感染症対策 | |
| 12 | 母子保健 | |
| 13 | 産業保健 | |
| 14 | 学校保健・精神保健 | |
| 15 | 国際保健 | |
| 16 | 定期試験期間 | |